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  • from: クマドンさん

    2017年09月22日 06時07分42秒

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    至難だなぁ。でも、この道を往く。

    自分に目覚め。人間を完成させることこそ、幸せだ。

    諸法実相。

    全ての人には仏性がある。

    これはみな「法華経」の教えだった。
    そうだなぁと、想える歳になったようだ。
    「俺が、俺が」でやって来た。
    それはそれでよかったとも想っている。

    もし、それがなかったら、今の私は居ないからだ。
    どん底に落ち。孤独に立たせられ。激烈な痛みを与えられた。
    その時、いつも「私」を見つめた。
    そして、私には、この私ではない、「私」があることに、
    その闇の中で、やっと微かに気付いたものだった。

    身体は、こうしていつかは朽ちて、滅ぶだろう。
    父と母がそうであったように、
    肉体としての身体の役目を終えると、
    その身体はすーっと消える。骨になる。
    しかし、そこには父も母も居ないことは、
    あの夜によくよく分かった。

    人は、死なないものだ。
    ああ、違った在り方で、父も母も再誕したな。
    ここに居るなぁ。
    それは、二人の臨終の時。最期の瞬間そう想った。
    それは、決して別れではない。
    ある意味、純粋な魂としての父と母との再会であったと想う。

    きっと私も、そうなんだ。
    ああ、この身体でのこの世の旅を終えようとするとき、
    それは、感謝であり、喜びでもあるのかも知れない。
    こうして自分を見つめ、どうにもならない自分に翻弄されて来た。
    煩悩によって自分自身を焼いても、焼いても、懲りない人だった。
    しかし、そうでありながら、やっぱりど真ん中だったなぁとも想う。

    そのど真ん中を生きているのが、私としての仏性そのもの。
    これは、私ではなく、ずっとずっと久遠の昔から、
    まだまだここに光無く、混沌とした時間と空間に、
    在るはたらきそのものの。

    生まれてもいないから、死にはしないし、無くなりはしない。
    ただ、その私に出会うためには、
    この私との出会いを阻害している、勘違いの私を無くさねばならなかった。
    「私の想う通りに」ではなく、「私が想う通りに」なんだな。
    38年前に焼き鳥「山小屋」で出会った書だ。

    「我執を捨てて、ただなんとなく」 蒲水

    ずっとずっと憧れて、欲しくて欲しくてたまらなかったこの書の言葉が、
    私の奥深くで黙って生きていた仏性の生き方だったんだなぁと、
    今は、その言葉との出会いを感謝している。
    若い私は、知らなかった。
    60歳になった私は、その意味の深さを改めて悟り、
    そのようにして、自分を捨てて生きる生き方に、
    自分の日々の生き方を添わせたいと願っている。

    「そう生きよう」
    それが、きっと生きているということではないかなぁと、今は、感ずる。
    それは、難しいことだが、本当にそう想いつつも、
    瞬時に私の欲や怒りや愚かさが現れて、しゅんとなる。なる。
    そんな自己をコントロールして、バランスをよく生きる生き方が、
    大事、大事と教えられる。

    「ただなんとなく」で、それでいい。
    そのなんとなくの自由・自在が、生きることの本当に喜びではないだろうか。
    肩の力を抜いて。「まぁ、いいか」と、こだわらず。
    「どうでもいい」し、「いい加減」に生きている。
    人からどう想われようと、われ関せず。
    ただ、私の声が語るままに、そのまんまに生きている。いや、息をする。

    ずっと回ってたどり着いたのが、
    やっぱりこの「我執を捨てて ただなんとなく」だった。

    自分に目覚め、人間を完成させよう。

    そのことが、仏性としての私の目標となっている。
    しかし、しかし、あの合唱曲どころではない。
    至難の生き方が、これだった。

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