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  • from: クマドンさん

    2017年10月21日 06時57分14秒

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    ありがとう。あなたのおかげです。

    土曜日の朝だ。
    先週の今日は、痛みが治まったが、まったく疲労困憊の状況だった。
    身体を起こすどころか、動かすことも難儀だった。
    でも、やっぱり、何とか、介護の研修には行きたい。
    そんなジレンマの中だった。
    学校が好きではなかった。
    なのに、この介護の勉強を始めてから、
    本当に学ぶ楽しさを味わっている。
    休むと、その穴埋めが大変だったからでもあった。

    無理しても今日は学校へ行きます。
    そう私が妻に告げると、妻は何も言わずに諦めてくれた。
    言っても言うことを聴くような人ではないことは、よくわかっているからだ。
    私は、お粥をいただき、紡績角のバス停まで歩いた。
    自分の身体のことなのに、その身体にお願いをしていた。
    「お願いします。どうか一日発症しないてもってください」と。
    それは叶わぬ願いと知りながら。

    講義が始まった。
    「排泄」についての講義だった。
    ずっと講師の女性が大便・小便について熱く語っていた。
    私は一番前の席。手を伸ばせば触れられる位置に居る。
    おかしい。寒気がする。
    おかしい。どんどん意識が薄れて来るぞ。
    おかしい。座っていることだけでも辛くなる。
    しかし、途中で手を挙げて「具合が悪いので帰ります」の勇気がなかった。
    とにかく私が我慢すればそれでいいんだ・・・・。脂汗。

    一時間半の後、休憩に入った。
    「具合が悪いので帰ります」
    身体は私の意志に反して、39度以上に発熱をしていた。
    実は身体の中では前夜の激痛以来、激しい闘いが続いていたのだ。
    胆管に起きた炎症を食い止めて治癒するために、白血球の闘いだった。
    そんなことも知らずに、私は無理して新潟駅前まで来てしまったのだ。
    本当に身体に対しては、深く深く謝罪すべきなのは、私だ。

    その時の肝機能の状態が血液検査で現れた。
    AST 正常値10~40 結果 1538 木曜日 34 ◎
    ALP     5~45     960    126 △
    LD     120~245  1321    167 ◎
    γ GT     5~76    1213    562 △
    CRP     0.30以下  2.79    1.2 △

    木曜日は禁酒五日目。本日できれば、七日目になる。

    この土曜日に採血した血液検査の異常な数値に言葉を失う。
    しかし、2年前のちょうど今頃、
    私はやはり突然の胆石の激痛に襲われ、
    その時の検査ではガンマが3500だった。生きてることが不思議だった。
    呼び出されて辛い身体を起こして医院に行くと、
    看護師たちが私のまっ黄色い顔や手の色に驚いていた。
    黄疸が出ていたるまさに、瀕死の状態だった。
    それから比べれば・・・・。

    ここ数年、私はこうした身体の突発的な変化に見舞われることが多くなった。
    そして、その時には手術があった。
    昔、私の身体にメスを入れる時は、私の死に時なんだと確信していた。
    それでも、内視鏡を含めて三回の手術からは、
    こうして私の身体は、生命体として復活を遂げている。
    腹膜炎の時には、妻には開けてみないとわかりませんと医師の宣告。
    生存の可能性は半々だろうと言われて、同意書にハンコを押させられたらしい。

    今日、完遂できれば、七日間の禁酒だ。
    これは、私にとっては9.98秒の新記録に匹敵するすごい記録だ。
    酒を飲まなくても、家で生活して居られる。
    夜、酔って居なくても、それでも、それなりに生きていられる。
    これって、変な話だ、私にとっては大発見だった。
    缶ビールも、八海山も菊水一番搾りも、ワインもあるのに、
    私は、ブッシュとそのプルを開けていない。
    一口も酒を飲んでいない。
    飲んでいないということは、アルコールを身体に入れていないということだ。
    こんなに身体に悪いことをしてどうなるのかと、不安はあるが、
    血液の数値には、その耐え忍んでいる努力に見合った評価が出ている。

    身体は、やはり自然の生き物なんだ。
    身体に聴けば、樹や花や草や小鳥や蝶の言葉もわかる。
    身体は、そのみんなと同じ見えない力と働きで日々、刻々と生かされているからだ。
    そのことを、人は忘れる。
    身体は、その庭のプランタで咲いている菫やコスモスと同じ人なんだ。
    生きている人であり、生きようとしている人でもある。
    ただし、その力と働きとがはたらいている間ではということだった。

    萎れた茎のように弱っている私。
    水をやることを忘れて枯れてしまったあのコーヒーの木のようなもの。
    私は、魂の世話ばかりではなく、
    やっぱり、しっかり、気をつけて、
    花たちに毎日しているように、身体のことを観察し、どうですかと尋ねるべきだ。

    その事を怠った結果が、あの驚異的な数値である。
    慎重に庇いつつ、訪ねつつ、身体ファーストで六日間生活してみて、
    萎れていた茎に力が蘇り、葉っぱの色も鮮やかになってきたことでそれがわかる。

    身体は、自然だ。
    身体は、コスモスなんだ。
    そのことを忘れずに、これからの余生は生きたいと自覚した。

    本日、介護職員初任者研修11回目だ。
    研修に行けることについて、身体に対して深く深く感謝している。
    ありがとう。あなたのおかけでです。

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