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  • from: クマドンさん

    2017年11月22日 05時54分52秒

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    まず何かを始めよう

    激動の三日間。
    飲み続けた三日間。
    よくまぁ、ここに無事でいられることかと、
    吾ながら不思議を感ずる。

    金曜日、この地域の福祉施設の施設長・課長との合同懇親会だった。
    せっかくこの町内に施設が在るのだから、
    もっともっと深い交流をしたいというのが、私たちの願いでもあった。
    しかし、施設の方からはなかなか「お願いします」の声はかけにくいものだ。
    まず、地域から「おせっかい」に「出しゃばって」行く。
    すると、するりと物事は上手く、動く。

    畑を造る。
    それも、施設の人と地域の人たちのど真ん中にだ。
    その畑の仕事を、日々の生業とする。
    畑の作物が、施設のお年寄りや、障がいのある人たちを招くことになる。
    作業をする。すると、仲間が生まれる。
    収穫が在る。すると喜びを感ずる。
    収穫を分け合う。するとみんなの心がほっくりと和む。
    さて、その畑の場所を決めてもらった。

    次に、カフェの話だった。
    老人福祉施設では、毎週、そのホールでカフェを開いていた。
    そのカフェに、地域のお年寄りたちも参加できないかという話だった。
    コーヒーとお茶と、お菓子とがあれば、
    そこに自然に集まった人たちの中に会話が生まれ、
    名前を覚え、知り合いができる。
    そんなかかわりが施設の人と地域の人とでできたら、嬉しいなぁと想っている。
    話し相手が欲しいのは、お互い様だからだ。
    さてさて、これをどうするかだな。

    そして、施設から呼びかけられた。
    「空いている部屋を解放しますから、
    放課後の子どもたちの居場所に活用できませんか」とのことだった。
    すごいことを考えているなぁと、感動だった。

    施設は、地域のど真ん中にある。
    特養もあり、ディサービスもある。
    お年寄りたちがそこで暮らす。
    そんな中で子どもたちが勉強を教えてもらったり、話し相手になったりしたら、
    これもお互いにどんなに素敵なことだろうと、私は想っている。
    老人福祉施設に、放課後支援の子どもたちの居場所を造る。
    これもまた、次の世代に繋がる大切な「場」になるはずだ。

    この三つの話が、どんどんと進められた。
    それは、この三つのことが今、生きる人たちに求められているからだった。
    孤立・孤独・老い・病い・寂しさ・辛さかな。
    みんなそれぞれにそれぞれなりに悩み、不安を感じつつ、
    生きているのではないだろうか。
    特に、施設に入っているお年寄りたちは、その場所が終の棲家である。
    そして、家族も訪れることなく、寂しく老いていく人たちも多いと聴く。
    その人たちが、生き甲斐を感じて、張り合いをもって日々を生きられるためには、
    何だか、誰かの為に自分が役に立っている実感が必要な気がする。

    畑は、「農福連携」を目的とする「生業」の場所になる。
    カフェは、「認知カフェ」のようにお互いの出会いと憩いの場となる。
    放課後支援は、「富山型」の新しい福祉の在り方だ。

    福祉とは、みんながどうやったら幸せに暮らせるか、
    その「場」と「かかわり」と「生きがい」を創造することだと想っている。
    だから、誰かが、勇気をもって始めればいい。

    始まったら、動きだしたら、歩きながら考えればいい。
    実は、最近、ふと想ったことがある。
    それは、人とは、クリエイテブな存在ではないかということだ。
    創るとは、今は存在していない何かを、形として創造することだ。
    その現れは、無いものではなく、現れを待機していたものに違いない。
    その待機して、現れようとしている何かを感じ、それを現にする。
    その働きこそ、人としての本質ではないかということだった。

    どんなに小さなことでも、誰も知らない僅かなことでも、
    やっぱり何かを創りだしたとき、人は喜びを感ずるものだ。

    上手くはいかない。そらみたことかと文句は言われる。批判される。
    でも、そうだから何もしないのでは、
    それって生きることの自らへの責任と義務を、
    果たしていることにはならないのではないかと、
    今は、そう想っている。

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