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  • from: クマドンさん

    2018年01月27日 12時05分03秒

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    天から降って来る先生

    さてさて、やっとお休みだ。
    雪との闘いには、へとへとである。
    毎朝、まだ暗いうちに外に出て、雪除けだった。
    さして、来るまでの通勤には、本当に神経をすり減らした。
    それでも、今回の新潟市の除雪対応が素晴らしく、
    雪道でのストレスをそんなに感ずることがなかったことは、感謝している。

    しかし、あらゆることは、体験を通しての学びだった。
    痛い想いや、辛い想いによって、
    そこから回避・脱出するために、人は本気で学ぶもの。
    私は、ここ数日の雪道の運転によって、
    いろいろな智慧を身に着けることができた。

    運転しながら、身体に聴いていたな。
    いらいらしたり、腹が立ったりしないで、
    冷静に、クールにどんな雪道でも運転する。
    そうした運転によるストレスを少しでも回避するために、
    私は、いつも深呼吸をしていた。

    鼻から深く息を入れる。
    そして、ゆっくりと鼻から出す。
    その繰り返しによって、穏やかな気持ちになる。

    予測した運転も大事だった。
    まず、起こりうる危機を想定する。
    前方の信号の間隔を予想する。
    点滅したら、諦める。
    減速には必ず、ギヤーを落として、Lにする。
    それから、ゆっくりとブレーキを踏む。

    路面には雪がないように見えても、
    凍結している可能性がある。
    氷点下でのスピードは30キロ前後とする。
    急がない。慌てない。
    前の車から離れても、そのままのスピードをキープする。
    遅い車の後ろなら、もっと安心・安全だ。

    絶対に事故を起こさない。
    もし、そうなったら、もっともっと時間がかかる。
    本当に余計なリスクをおい、
    また嫌な気持ちにもならねばならない。
    だから、これ以上ないくらいゆっくりと走る。

    渋滞になっても、脇道には動かない。
    まず、そこで、じっと、待つ。
    いつか必ず動く時が来る。
    それを信じる。
    でも、回避する可能性があるかどうかは、ナビで探す。
    そして、その道を選択するメリットとリスクを計算する。
    後は、賭けのようなものだった。
    結果は、走って見なくてはわからない。

    さてさて、こうして書いてみると、
    雪道の運転は、還暦の私の処世訓のようなものだと気付いた。

    感情を乱さない。
    いつも平常心でいるために、
    私は、何をしているか。
    深呼吸・諦める・席を離れる・ストレッチする。

    相手の性格や趣向を予測して、対応する。
    きっとこうなるだろうと想うことは、
    こちらから仕掛けないことにする。
    相手の感情を乱すことで、私の気持ちも乱れるのだから、
    想定して、リスクになることは、自ら裂けて生活する。行動する。

    アクセルよりも、ブレーキだ。
    もうこの歳になると、突っ走ることは、身体にも心にもよくはない。
    アクセルは、控えめに。
    ブレーキでの減速をいつも心掛ける。
    「やれる」けれども、「やらない」ことも大事なことだ。
    今朝は、二日酔いのおかげさまで、映画を一本観そこなった。
    それでも、「いい」と諦める。

    それから、車間距離の大切さだ。
    距離を置く。無暗に近づかない。
    それは、お互いの礼節でもある。
    本当に雪道なのに、ぐっと私の車に近づいて走るドライバーもいる。
    私がスリップしたり、急ブレーキを踏んだら、
    必ず追突だった。
    この人は、私の気持ちにはきっとおかまいなしなのだろう。

    前に進まない。動こうとしない。思い通りにはいかない。
    そんな時こそ、焦らないことだった。
    「今は、仕方ないんだ」
    「でも、時間がたてば何とかなるよ」だな。
    そっちの方に自分の考えを向ける。
    深呼吸する。諦める。
    「まぁ、いいっか」が救いの言葉だ。

    でも、考える。
    ここで学んだ教訓を次に活かすためにはどうしたらいいのかと。
    そこで、こうして考えが少し深くなる。
    「ああ、そうだったんだ」と、気付くこともある。
    あの大雪の日の大渋滞から、どれだけ多くを学んだことだろう。

    考えるから、深くなる。
    本当にそうだなぁ。
    「何で、こんなに雪が降るんだ」と、腹を立てても仕方ない。
    「さて、どうするか」と、そこで居直り、考える。
    雪の降らない土地で生きている人たちには、
    その現実はない。

    雪国の人たちの思慮深さと、忍耐強さは、
    やっぱり雪と言う自然の恵みのおかげさまなんだな。
    雪は、雪国の人たちの先生でもあった。

    しかしなぁ。
    やっぱりなぁ。
    そう言われてもなぁ。
    こんなに降らなくてもいいのになぁと、私は想ったりする。

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