新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

親父たちよ

親父たちよ>掲示板

公開 メンバー数:62人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: クマドンさん

    2018年03月12日 06時18分50秒

    icon

    幸せって、今、ここだ。

    たった土日の二日間。
    それでもいろいろなことがあった。
    それが生きるの楽しみだなぁと、ふと感じた。

    妻と長男ときりんざん温泉だった。
    晴天だ。
    それだけで、旅行が嬉しくもなる。
    妻の母は、この冬、自転車で転び、左ひざを骨折だった。
    ボルトを埋め込む手術をしてリハビリだ。
    そのお見舞いに病院に寄った。

    久しぶりの病室の雰囲気に、
    あの時の新大病院の長期入院生活を思い出した。
    義母は車椅子の生活となった。
    私もそうだった。
    分かるんだなあ、その辛さが。
    そして、こうして立って、歩けることの健康の在り難さを感じた。

    ゆったりと露天風呂だ。
    湯から出ると肌が引き締まるような冷たさだった。
    目の前を大河阿賀野川が滔々と流れる。
    雪解けと雨のおかげか、
    茶色く濁り、ものすごい水量と速さで、行き過ぎる。
    北を観ると真っ白な山、山、山。
    飯豊連峰の続きだろうか、
    この水はあの山から流れて来水でもあった。

    目の前を雄大な山々が、でんとして動かない。
    河は流れ、雲は流れる。
    山は動かず、サギは水辺に佇む。
    そんな風景をじっと湯船に浸かりながら見つめていた。
    ただ、それだけ。
    その川の流れの音だけが聴こえるそんな静けさ。

    そのことをこうして感じられることが、
    何だかとっても在り難かった。
    この腹に4本も管をさして、角神温泉に来たことが在った。
    それでも、家族で温泉に来た。
    雪をこざいて露天風呂に家族4人で入った。
    ランプの灯りに、雪がほのかに輝いていた。

    さてさて、私は、やっぱり自然の一つ。
    そこに居るとずっと落ち着く。
    それは、河と山と雲と鳥とは、
    そのものの私だからだ。
    人とではない。
    この渓声山色、そのものになる。
    自分はいない。それでいい。黙って、そのものとなる。

    どんなに何もしていない時間であろうとも、
    その時間の流れとは、あの大河の流れ、雲の流れ、
    そして、どしんとずしんと変わらぬものとは、山そのもの。
    「変わるもの在り。普遍なるものあり」だな。

    その中で、我を張らずに生きたいものだと、
    そんなことを感じた。考えた。

    確かに何もなかった二日間だが、
    そんな二日間を味わうことができた幸せを感じている。
    幸せとは、今、ここを、味わうことだな。

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件