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親父たちよ

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  • from: クマドンさん

    2018年05月27日 10時15分37秒

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    消える

    さてさて、昨日、ここに書いた傑作が、
    最終処理を間違って、あっと言う間に消し飛んだ。
    「消えた・・・」だった。

    それは、Sさんとの話がきっかけだった。
    人は、壁の中で生きている。
    壁の中の世界だけが自分の世界だと勘違いしている。
    その壁に囲まれた小さな空間には、そこだけの価値観が存在する。
    みんなそこにしか生きていないから、
    その価値観だけが守るべき正義となる。

    そこには、権力へのヒエラルキーも存在する。
    その階層を昇りつめ、トップに立つことがそこに生きる意味でもあった。
    だから、上司の言う言葉は絶対の価値となる。
    上司が自分のことをどう判断するかで、
    自分の座る椅子が変わり、
    自分の来年度からの仕事が決まる。

    だから、その壁に囲まれた狭い狭い空間は、
    ある種の絶大な権力を持った人によって支配される、
    小さなちいさな王国となってしまう。
    その王国には、自由なんぞ存在しない。
    リーダーのご機嫌を損ねる発言はご法度だった。
    リーダーについて行く。リーダーに可愛がられる。
    そうすることだけが、自分自身の生活を守る唯一の手段。

    もし、リーダーが誤った決断をしても、
    そのことを止めさせなければ大変なことになると想っても、
    部下である人たちは、きっと見て見ぬふりをして黙っているだろう。
    「そんなことを言ったら、自分が損になる」からだ。
    彼は、国民のことなんぞどうでもよかった。
    彼は、責任を独り取らされている学生のこともどうでもよかった。
    ただ、この飼い主であるリーダーに嫌われて、
    追い出され、居場所がなくなることだけを恐れている。

    つまり、自己保身そのものの人となり下がる。
    でも、彼には一つ納得できる事実があった。
    それは、同じようにその不正を知っている同僚が、
    同じようにして見て見ぬふりをしているかすらだった。
    「あいつも、言わない」「こいつも、黙っている」
    「じゃぁ、俺だけが告発して、損を見ることはないではないか」だ。
    自己保身者は、傍観者に成り下がる。
    その仕事の理念や本質、目指すべき対象はだれなのか分からなくなってしまう。

    Aという王様。
    Uという王様。
    言っていることと、やっていることは全く同じだった。
    「そんなことを言っていません」
    「そんな指示を出したことはありません」
    「そんな人と会ったことはありません」
    「そんな文書は見たこともありません」
    「私が言った意味は、そういう意味ではありません」

    しかし、そう言われ、そう指示され、そう行動したその本人が、
    ちゃんと正直に証言んしても、
    自分がそう言った言葉を、彼が「そう言われました」と発言しても。
    「そんなことを言ったことはありません」だった。

    もっと凄いのは、突然、都合の悪い情報が消えてしまうことだった。
    まず、ご本人の記憶から消える。
    「やっていません」ではなく、「覚えていません」になる。
    次に、証拠である文書が、突然、消える。
    「そんな文書はありません」
    「その文書については、破棄いたしました」だな。
    その発言を、事実を知っている部下たちも聴いている。
    驚きだ。そして、恐れる。
    もし、公にリーダーが発言したことが嘘であることがばれてしまったら、
    誰がその責任を取らされるのか・・・・。

    そして、最悪は、尻尾切りだ。
    「それは、彼が自分の判断で勝手に行ったことです」
    「私は、何も指示、命令を出していません」
    その言葉を、そう言われて素直に行ったその部下本人は、
    どのような気持ちで聴くことか。
    そして、その部下の同僚たちはどんな気持ちで居ることか。
    情けないくらい、このリーダーからは、
    その部下に対するすまないという気持ちも、
    部下が自分のことをとう考えるかと言う想像力も、
    やっぱり、消えてしまっているのだった。

    いや、そんなみのは最初から存在しないから、
    そんな専制君主のような愚かで、
    どうにもならないリーダーになってしまったのだと私は想う。

    時間になった。
    この続きは、また、書くことにする。

    消えてしまう。
    それが、不思議たが、今、話題のリーダーたちのキーワードだ。
    本当は、消えて欲しいのは、その人なんだけど、
    そのことが、どうしても分からない人たちなんだな。

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