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  • from: クマドンさん

    2018年05月29日 10時51分23秒

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    本物の大人がいなくなったなぁ

    よきリーダーたれ、だな。
    連日ワイドショーの話題になっている問題だ。
    何でこんなことになっているのか。
    それは、「私がやりました。ごめんなさい」と、
    当事者が言わないからだ。
    言い逃れ、白を切る、嘘をつく、人のせいにする。
    こんなに幼稚な人間が、人の上に立つリーダーとなっているからだ。
    人格と品性の劣った者を、人の上に立たせてはいけない。

    そんなことをすれば、部下の士気が下がり、組織の秩序が乱れ、
    組織が組織として合理的に機能しなくなってしまう。
    何故なら、そのパワハラと人事権が恐ろしいために、
    部下たちは、その人のことばかりおどおどと気にして、
    その人のご機嫌をとり、その人に何か言う人がいなくなるからだ。

    みんな自分が可愛いから、黙っている。見て見ぬふりをする。
    その内に、その権力が巨大になり、モンスター化する。
    誰も進言することはできず、気にいられている取り巻きだけが、
    よいしょして、可愛がられる。
    部下たちは、いつもいつもびくびくして、
    小さな失敗や、過ちを報告することを躊躇する。
    怒鳴られる。馬鹿にされる。徹底的に否定される。
    だから、隠す。言わない。もみ消してしまう。

    そのうちに、事が大きくなってしまってから、
    組織そのものの信用に傷つける始末となってしまう。
    本当は、そうなってしまったのは、
    小さな火の内に、消すことができなかったからだ。
    小さな火の内に、リーダーが気付き、自分の責任で修正していたら、
    こんなにも大きな火災にはならなかったはず。
    しかし、そんなリーダーは、大火事になっても、その責任は部下に取らせる。
    「あいつが、悪い」「あいつは、首だ」と。

    だから、そんな見せしめを見せられているから、
    他の部下たちは怖れをなして、なおさら貝のように黙ってしまう。
    ご機嫌取りだけが、そのうちにあからさまに優遇される。
    そうしない真っ直ぐな人は、直ぐに降格・左遷の対象となる。
    しかし、このリーダーも、この取り巻き連中も知らないのだ、
    長く続く独裁政治はどこにも存在しないと、歴史が証明していることを。
    そして、独裁が崩れた後の顛末も、
    やはり、歴史が幾つも実例を挙げているようになっていく。

    さてさて、これから、その証明が始まるようだ。
    まず、あのパワハラのリーダーは、病院に隠れたらしい。
    その取り巻きである部下たちは、解任や資格抹消となるらしい。
    告訴をされているから、いずれ刑事責任を問われるだろう。
    また、まだまだ俺はやれるとナンバー2の座から降りていないが、
    その結果会社のブランドも信用も失墜してしまった。

    それでも、ナンバー2の御威光はまだあるらしく、
    公然と彼のことを批判し、彼の地位をはく奪し、真実を明らかにできない。
    ここに、日本の何と言うかぺこぺこ組織の弱点があるようだ。
    もし、彼がまたここに戻ってきたらどうなるか。
    「誰だ。俺のことを売ったのは」となるだろう。
    これって、江戸時代の小さな藩の話ではない。
    日本の最高学府の大学での話だ。

    もう一ついつもいつも感ずることは、
    組織自体に自浄作用がないということだ。
    世間の常識は、組織の非常識。
    この小さな箱の中にぎゅうぎゅうに押し込まれて生きている人たちには、
    組織だけに通用する価値観や、ものの考え方に自縛される。
    そうしてしまったのは、このパワハラ男なんだけど、
    人間としてどうにもならない男であっても、
    自分のポジション・給料・来年度の会社での役割・居場所が、
    何と、そのパワハラ男の一言で決まってしまうのだ。
    何とも理不尽で、ご無体な話だが、
    それは、会社とか学校とかの組織にはいつもいつも在る話だ。

    できるなら、善きリーダーの下で働きたい。
    私は、いつもいつもそう願って仕事に励んだ。転勤もした。
    本当は、会社そのものが、善きリーダーとなるべき人を、
    リーダーとして選出して、役割と職責とを与えればいい。
    そんな簡単なことは誰でも分かっているのに、
    実は、それができないのは、
    今、頂点に昇っているパワハラ男に可愛がられた人でしか、
    リーダーと言う立場と役割に立てないと言う法則があるからだ。

    つまり、人事とは、「人ごと」だ。
    その愚かで、我儘で、自己中なトップが、よしと認める部下とは、
    どんな部下であるか、想像できる。
    そして、実際は、その想像通りの人事が行われることが多いようだ。

    この問題には、日本の会社や学校組織に根付く深い深い「問い」が在る。
    ある意味では、日本の組織体質に置ける普遍的な課題がここにある。
    「俺の言うことを聞け」
    「俺のやることに文句あるのか」
    「お前のような無能な人間は明日から顔を出さないでいい」
    そんなパワハラにどれだけ部下がはらはらとし、恐れ、慄き、心を病んだことか。

    実は、私もそんな苦い経験をもっている。

    さてさて、何故、ワイドショーがこの問題を報道し続けるか。
    それは、この会社自体の弱腰と隠ぺい体質がどうにもならないと感じられるから、
    これだけ執拗に話題とされているのだと、私は感じている。
    簡単なんだ。
    事実を明らかにする。
    世間を騒がせ、多大な迷惑をかけたことを謝罪する。
    当事者であるパワハラ男を厳重に処罰する。
    二度と会社には戻れないようにする。
    会社そのものの民主化を進めることを約束する。等々。

    しかし、その英断をできるリーダーが、この会社には誰も居ない。
    まだまだ、この男の影に恐れ慄き怯えている人たちばかりなり。
    この問題は、今、日本の会社や学校組織が抱えている課題を、
    明確にしてくれたのだと私は想う。
    守るべきは、学生の彼と彼だ。
    そのために、大人は、誠実に、正直に、堂々と敏速に対応すべきだ。

    本当に、大人がいなくなったな。
    そのことが、とてもとても残念だなぁ。

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