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  • from: クマドンさん

    2018年06月28日 15時55分39秒

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    次男の引っ越し

    やっと目が覚めた。
    というか、身体がぼろぼろだ。
    昨日は大先輩お二人との飲み会だった。
    日本酒が出て、がんがんつがれた頃から記憶が曖昧だ。
    まだらなんだな。

    確かに松浜行のバスにKさんと乗ったことを覚えている。
    布団の中で寝ていたのだから、ちゃんと帰ったことは間違いなかった。
    今、このキーボードを打ちながら、ふらついている私。
    先週の水曜日から昨日までの八日間。
    何と言う酔いどれの日々であったことかと、反省、反省。

    たった今、次男の荷物を運ぶために、引っ越屋さんが到着だった。
    いよいよ彼は、川崎市に行ってしまう。
    今晩が最後の我が家になり、明日は出発進行だ。
    出て行く彼も不安があるだろう。
    24年間。ずっと我が家で彼は暮らした。
    初めての独り暮らしだ。
    それも、知らない土地で、大都会で、アパートでだ。
    私も東京で4年間暮らしたからよく分かる。
    都会って、何だか、とても孤独なんだな。

    いつも餌を求めてやって来た雀も、産毛が生え代わり、巣立って行った。
    ずっと母親から嘴で餌をもらっていた小雀たちは、
    もうすっかり独り立ちして、母親とも飛んでこなくなった。
    ああ、みんなそうなんだなぁと、
    何だかいつも生き物に教えられる。
    いつまでもここに居ては駄目なんだ。
    いつかはやっぱり、家を出ないと・・・・。

    遺される私たちは、また寂しくなるなぁと、ふと想う。
    彼は東京都品川区の支社への転勤だった。
    そこで、新たな同僚と上司の下で仕事に励む。
    家事をみんな私たちがやって来た。
    それでも、向こうに行ったら全部自分でこなさねばならない。
    そうやって、私も家事を覚えた。
    お金の大切さ、ありがたさもそうだった。

    親と離れて、しみじみと感ずるものがあった。
    彼は、きっと私のことを善くは想っていないから、
    こうして離れて暮らすことは、何も抵抗を感じないとは想う。
    しかし、人は、本当に孤独にならないと大人にはならない。
    そんな意味でも、この自立は彼にとっては吉となるだろう。
    親としては、寂しく、哀しい。

    私は、本当に彼のことが可愛くて仕方ないからだ。
    それだからこそ、そろそろ潮時、別れ目なんだと思っている。
    「荷物、まとめるの、手伝おうか」と、声をかけた。
    「いい、自分のことは自分でやる」と、つれない返事。
    二日酔いで全く使い物にならない父親に、
    確かに頼むことはないようだ。

    彼は、明日、旅立って行く。
    私と妻とは、車でその後を追い、向こうで引っ越しの手伝いをする。
    しばらくは、車での川崎詣でが続きそうだ。
    長距離の運転が苦手な私には、何とも過酷なトレーニングとなるだろう。
    彼の居ない我が家・・・・。
    何だか想像するだけで、哀しくなるなぁ。

    名前を呼んでも返事はしない。
    でも、もう名前を呼べなくなるのは、哀しいことだ。

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