新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

親父たちよ

親父たちよ>掲示板

公開 メンバー数:62人

チャットに入る

サークル内の発言を検索する

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: クマドンさん

    2018/09/25 05:20:02

    icon

    私の仮説

    縄文にはまる。
    私もその独りとなった。
    私がずっとずっと求めていた答えは、ここにある。
    その確信が、私をこの縄文時代に誘っている。

    あの火炎式土器の美しさはどうだろう。
    あれは縄文のアーチストたちの渾身の傑作だ。
    あの縄目と渦と蛇のようなぐるぐるに、
    一体何が託されているのか。
    それは、未だに謎だった。

    監督がのたまうように。
    縄文時代を生き、そこで土をこね、あの土器を手作りで造る。
    その作業を通してしか、
    その縄文の人たちの魂の声は分からないと想う。

    あの土偶もそうだった。
    あのユーモアのある、何だかほのぼのとと、
    ののほほんとするあの顔・あの姿。
    女性であるとは、よく言われる話だし、
    宇宙人であるとの説もある。
    でも、現代を生きる私には、皆目見当がつかない。

    しかしだ。
    私にもこの縄文人の血が、DNAとして流れているはず。
    縄文人を私の外に求めるのではなく、
    私の内にその姿を求める。
    または、こうだ。
    私の中で生きている魂は、
    この土器たちのようにまでまで発掘されていない。
    この土器や土偶は、必然的に発掘されることによって、
    その存在を顕わにした。

    私の中に埋もれているその魂も、
    今、ここに、何かのきっかけ、必然で顕わになるのではないか。
    私には、実は、そんな不思議な予感を日々感じられるんだ。
    私は、私であるが、今は、その私ではない。

    弥生時代から土器がすっかりシンプルに、簡素化される。
    祭器というよりか、実用的な道具に変わる。
    そこに神だとか聖霊だとか感じさせず、
    何だか人間臭く、時には、権力や戦の音すら聴こえるようだ。
    弥生で日本人は、がらりと転換した。

    そこから現代まで歴史を振り返ると、
    戦争の歴史だ。
    権力者が顕れ、想うがままに他国を侵略し、支配する。
    栄枯盛衰。奢れるものは久しからずだ。
    弥生以降とは、簡単にくくられるのではないだろうか。

    しかし、3.11以降はどうだろうか。
    「半分、青い」の北川さんは、
    ちゃんとここでその日を日本人に想い出させた。
    これが物語の力だった。
    3.11以降、日本人が変わった。
    本当にそうありたい。
    これも東北の縄文人からのメッセージなのだと受け止めている。

    とにかく、1万年平和に平安に続いた縄文人たちからのメッセージは、
    この私のまっだだ中に埋められてあるはずだ。
    その魂の声を、私は聴かねばならない時が来た。
    今朝、ふっと気付いた。
    縄文人の生死には、きっと境目はなかったのだと。
    こことそこ。
    身体がなくなってしまったら、そこに居て死者として生きている。
    時が熟せば、また、この生者としての復活をとげる。
    ただし、その時は、レーテの河・忘却の河を渡る。

    人は、創造する生き物だと私は考える。
    では、私がここに「親父たちよ」を記しているように、
    縄文人も想い・願っていたのではないかという仮説だ。
    つまり、あの土器も土偶も自らこの世に生きた魂の証なんだ。
    「私は、ここに生きて来た」
    「私は、ここに生きている」

    そして、死んでまた生まれ変わった時、
    自分の創作した作品としてその土器や土偶に出会えたら。
    きっと、魂としての邂逅が起きるだろう。

    あれは、生きた証・魂の実録なのではないだろうかと、
    私の中の縄文人が仮説を立てた。
    面白いなぁと、私は感じた。

    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件