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親父たちよ

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  • from: クマドンさん

    2018/10/09 05:37:21

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    SUKURAの旅・荘内藩の旅

    SUKURAは、すごい列車だった。
    ゆったりとした二人掛けの座席に座り、
    テーブルをおろす。
    豪華なお弁当が出され、日本酒が一本置かれる。
    それから、車窓から日本海を観ながらの呑兵衛の旅だった。
    こうして旅に出ることで、何かの発見や気付きがある。
    そのことだけでも、やっぱり旅には出るものだと想っている。

    鶴岡のOさんは、この日の為に綿密なる予定を立てていた。
    在り難かったなぁ。
    時間は3時間余り。
    その時間内に戊辰戦争の荘内藩での歴史を案内してくれた。
    何と驚くことに、彼は、京都の出身だと言う。
    やっぱりなぁ。
    よそ者の方が、その土地ならではの伝統・文化・歴史に魅せられるものだ。
    その土地の人がそんなことは当たり前だと想っていることの中に、
    本当の価値があることを感ずるのが、
    こうした私たち旅人であり、他所から移り住んだ人だった。

    改めて、鶴岡には素晴らしい先人が生き、
    その魂が継承され、
    その先人の生きた方を尊敬しながら、
    その伝統や文化を大切に守り育てて来たことを感じた。
    また、その先人たちの業績を誇りに思い、
    こうして大切に守って来ていることも痛く感じた。

    ああ、いい街なんだな。
    ああ、本当に学ぶべき先人が多い街なんだな。
    そんな印象を一層深める旅でもあった。

    さて、我が新潟町はどうであるか。
    新潟には、これがなかった。
    残念ながら、新潟は新しい街であり、伝統・文化で、
    この鶴岡のようにして誇れるものはいるのだろうかと、
    何だか寂しいものを感じた。

    あの人のように生きよと子どもたちに伝えられる新潟の先人とは誰なのか。
    子どもたちが郷土の誇りと想える人は、新潟町には居るのだろうか。
    新しい街である。
    老舗の料亭と芸妓のことしか、何だか想い浮かばなかった。
    新潟町の伝統と文化とは一体なんだろうかと。
    改めてこの鶴岡の街を歩いて感じたことだった。

    帰りの「いなほ」では、二人で寒梅を飲みながらの酩酊酩酊だった。
    何度も酒をこぼしてしまい、ご迷惑をかけてしまった。
    これだから酔っぱらいは・・・・だな。

    そこで、はっきりKさんに言われた。
    「西郷さんの脚本を書け。それも今年中に書け」だった。
    これも天意なのだと受け止めた。
    私の中ではふつふつと発酵しつつある。
    こうしてまた荘内菌を培養させてもらった。
    「七星旗が往く」という5000円もする本を阿部久書店で買った。
    酒井玄蕃を知った。

    伝統と文化は乏しくとも、
    これから新たなものを創造すればよいではないかと、
    酩酊した頭で、その劇の構想を練っていた。

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