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  • from: クマドンさん

    2018年11月15日 05時29分01秒

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    子どもの風土として

    「人は、変われる」
    それは、人の自然な姿だ。
    ただし、人は、環境によって生かされている。
    だから、変わるためには、変われる環境が必要だ。

    そうした、環境を私は「心の風土」と読んでいる。
    どんな「風土」を創造するか。
    どんな「風土」でその人を生かしていくか。
    その適切な心地よい風土を創ることが大人の仕事でもあると想っている。

    子どもにとっての一番の風土は、
    その子どもが日々出会っている大人だった。
    そして、その子どもが生活する家庭であり、学校だった。
    家庭とは、家族である。
    確かに経済的な試練もあるが、父親・母親の生き方がしっかりしていたら、
    きっと子どもは、何かを感じてまっすぐに育つだろう。

    学校は、決して校舎や教室のことではなく、
    教師のことなんだ。
    子どもたちが毎日通う学校・教室にどんな教師がいるのかということ。
    その教師一人一人が子どもたちを育てる「風土」となる。

    子どもは、大人の鏡だと、私は、想う。
    この子どもの心の荒れや、大人たちへの反発は、
    そうせざるを得ないように追いやった大人の責任だった。
    おぎゃーと生まれた赤ん坊は、
    その瞬間からさまざな親や大人や教師たちに育てられる。
    そこで出会った大人こそが、
    その子をその子にしている「風土」である。

    善き土。善き雨。善き風。善き温度。
    そんな風土で育てられた子どもは、
    あの草花や野菜たちのようにして、すくすくと育つだろう。
    その時は、きっと善き農夫に恵まれていることも重要だ。
    善き農夫は、我が毎以上に、この幼い命のことを大切に想える人だ。

    雨が降らなかったら、水をたっぷりとあげる。
    葉っぱに元気がなくなったら、根元に肥やしを与える。
    野菜たちが倒れるまで成長していたら、添え木をする。
    葉っぱに虫がついていたら、丹念にその虫をとってやる。
    病気になったら、おろおろとしながら、看病をする。
    また、病気にならないように予防する。

    そして、いつも見守る。
    いつも、声をかける。
    どんな小さな細やかな変化も見逃さず、
    手遅れになる前に手を加える。言葉をかける。心配する。
    そして、いつもいつもその花や野菜の成長について考える。

    善き土も必要だ。
    でも、もっと子どもたちに必要なものは、
    善き農夫である、父親であり、母親であり、教師であり、大人たちである。
    その大人たちが、どんな人間として生きているか。
    そのことをそのみみ影響を受けて生きているのが、
    子どもたちなんだといつも想う。

    「あの子は大変だ」
    「どうしてあんな子に育ってしまったのだろう」は、ないなぁと想う。
    花や野菜がすくすくと成長せずに、
    成長途中に枯れたり、倒れたり、病気になったり、実をつけなかったりしたのを、
    「この花が悪いんだ」「この野菜が弱すぎるんだ」と、農夫が言ったとしたら。
    それって、どこかおかしいのではないかと、私は想う。
    子どもは、したように育つもの。
    子どもは、想ったように育つもの。

    その性格や、今の生き方を子どものせいだけにしてしまったら、
    それは、まさに責任転嫁。本末転倒。なのではないかと、私は想う。

    目の前に居る子どもを見たら、それは自分なんだと思えばいい。
    子どもをそうさせてしまっているのは、
    自分がそうであるからだと気付けばいい。
    子どもは、自然だ。
    子どもは、花であり、野菜である。
    それは、「風土」と「農夫」によって育てられる魂でもある。

    子どもは、育てている大人の「鏡」なんだ。
    その子どもの姿は、自分の魂の姿だと思えばいい。
    ならば、変わらねばならないのは、子どもではない。
    まず、変わらねばならないのは、
    子どもを育てている大人自身なんだな。
    自分の至らなさ、自分の足りなさ、自分の不誠実な対応の結果を、
    その子どもに観たのなら、
    まず、心で謝り、子どもの心まで自らが降りて行くことだ。

    それができる大人のことを、
    きっと寂しい心で暗い気持ちで生きている子どもは期待しているはずだ。

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