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  • from: クマドンさん

    2018年11月18日 07時50分58秒

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    人の中に居ると

    人の中で暮らすことは、難儀なことだとつくづく思う。
    「あいつは、ああいあうやつだ」と、決めつけられる。
    「あんなやつは、ろくなものでない」と、言われる。
    そんな話は嘘八百。
    全く事実と違う話なのに、その話だけ独り歩きする。
    それがこの社会というもののようだ。

    何もしなければ、そんな悪評も立たないものだ。
    黙って、おとなしくしていれば、何も言われない。
    しかし、ちょっと何かをして、目立ってしまうと、こきおろす。
    どうしてこう若い者を育てようとしない人たちのなのだろうと、情けない。

    威張る。潰す。こきおろす。
    その繰り返しなんだろうなぁと、哀しくもある。
    歳をとって分かったことは、
    そういう人は絶対に変わらないということだ。
    歳をとったら、もっと若い者を可愛がればいいの。
    逆に庇ってやればいいのに。
    そういう人は、自分が嫌いな生意気な人をこてんぱんにやっつける。

    宮沢賢治さんの「ポランの広場」に登場する山猫博士だ。
    賢治さんは、よく物語にこうした種類の人物を登場させる。
    警察署長や質屋やサーカスの団地や、いろいろだった。
    しかし、共通することは、こうやって威張って、いじめて、やっつけて、
    そして、自分独りだけがお山の大将となっているということだった。

    そういう救われない人が、多いような気がする。
    みんなもそうは思っているけれど、
    後が怖いから、何も言わない。黙っている。我慢している。
    あのボクシング協会の会長が典型だった。
    漫画に描いたようなボスを演ずる。

    賢治さんは、そういう人物を舞台に登場させた。
    そして、少年や街の人たちにやっつけられて逃げ出す姿を描いている。
    観客は、あれは誰だと分かっている。
    だから、余計にそんな顛末が面白く感ずる。
    賢治さんの物語を読むと、
    「ああ、いつの時代も、こういう人は居たんだなぁ」という諦めだ。

    しかし、だからそんな人とかかわらねばならない夜は辛かった。
    私は、できていないことも多くある。
    仕事をフリータイムになってしまったことで、
    いろいろな人に迷惑もかけている。心配もされている。
    確かに、もっともっとやらねばとも想っている。
    ボランティアだからと言っても、責任はあるはずだ。
    言われても仕方ないこともある。

    つくづく、やっぱり私には無理なのではないかと、考えた。
    身体がついてこない。時間がない。それは言い訳にもならないだろう。

    今年度で辞退すべきだなぁと、考えている。
    何だか「やらない人」になりたくもなった。

    人の中に居ると哀しくなってしまう。
    だから、庭に出て、花たちを見つめる。
    いや、花たちが私を見上げ、見守ってくれる。
    自然の中に居る時、心は落ち着く。
    人の中に居る時、孤独で、心寂しくなるのは、私だけなのだろうか。

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