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  • from: クマドンさん

    2018年11月27日 05時29分58秒

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    川崎・東京の三日間2

    次男のアパートは、すっかりと片付いていた。
    東京での7月からの独り暮らしだ。
    ずっと我が家で暮らした彼。
    大学へも我が家から車で通った。
    実に孝行息子である。

    しかし、日々の仕事と生活とに浸かれているとも感じた。
    私たちが到着した時、彼はぐっすりと眠っていたようだ。
    部屋に入り、片づけを始めても、ずっと眠っていた。
    眠りに沈むとでもいうのだろうか、
    何だか可哀想にもなってしまった。

    そういう面では、私は次男のことをリスペクトしている。
    「すごいなぁ」と、よく想う。
    彼は、自分が「こうだ」と決めたことは、実行して来たからだ。
    高校では体育祭の応援団長となり、
    見事に自分がリレーのアンカーとなって、
    ぶっちぎりでの優勝だった。
    確かに「言った通り」になっていた。

    私も4年間の東京生活の経験がある。
    あの時ほど孤独と寂しさとを感じたことはなかったな。
    満員の電車に乗る。
    夜の電車に乗る。
    みんな知らない人たちばかりだった。
    他人だけの人たち。
    孤独とは、人の中で感ずるものだ。
    彼は、この中で仕事をして、給料をもらい、独りで生活している。
    それって、それだけでも、大したことだと感心している。

    妻はせっせと洗濯をしていた。
    私は・・・。
    やっぱり疲れて、腹這いになったまま、本を読んでいた。
    あれもこれもと考えていたが、
    一向に動かない、動きたくない身体だった。
    蓄積されているその疲労感をいかんともしがたかったな。

    「ほとほと疲れた」
    何をしにこの川崎まで6時間をかけて来たのか分からない状況だった。
    でも、次男の寝顔を見ていて、ほっとした。
    実は、最近すっかり元気がなくて心配していたからだ。
    親がしてやれることは、「心配」することだけかもしれないな。
    それと、お金か。

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