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  • from: クマドンさん

    2018年11月28日 05時34分00秒

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    東京・川崎の三日間3

    出会いとは、不思議なものだ。
    アパートの近くのイタリアンのお店「sondog」だ。
    7月に言った時、ここの店主の女性と知り合いになった。
    ばかでかい白いぬいぐるみのような犬が居た。
    その時も、故郷の話や、生き方についての話で盛り上がった。
    私は、ワインを飲みながら、3時間近くもその店に居た。

    今回の訪問の目的の1つが、
    この店で彼女とまたお話しすることだった。
    ところが、彼女は9月で辞めていた。
    今は、30歳、優しそうなトトロのようなSさんが店長だった。
    そこで、やっぱりワインを飲みながらいつものように話したら、
    何と何とすっかりと意気投合だった。

    岩手の彼は、演劇修業と若い役者さんたちを支援したいために、
    はるばるここにやって来た。
    それも、バイクをぶっ飛ばしてだった。
    何と弟さんが新潟大学の学生だ。
    途中、新潟の彼のアパートに寄って来た。
    私たちが間違った同じ遠回りをしてこの川崎に到着したという。

    私が劇団の脚本を書いていたことを話すと、
    彼ももっと興味をもって語りかけてくれた。
    しばしの演劇論だった。
    こうしてただ演劇の話に没頭できることは、
    久しくはなかった。
    それを彼も言っていた。

    こんなにピュアに「いかに生きる」の話だけできることは、
    彼には久しぶりだったようだ。
    不思議だなぁと、いつも思う。
    彼女に会いに来たら、彼が居た。
    その彼は、役者修業のための上京だった。
    彼の作るエビクリームのパスタの味は絶品だった。
    佐賀の名酒も美味かったな。

    何よりも嬉しかったのは、
    こうした予想もしなかった素敵な出会いがここであったことだ。
    人は、やっぱり生きてみるものだ。
    生きていなかったら、Sさんとは出会えなかったな。

    新潟に帰る日曜日の昼に、彼に電話した。
    「また来たらお店に行きますよ」
    彼は、「お待ちしています」と、笑顔だった。

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