新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

親父たちよ

親父たちよ>掲示板

公開 メンバー数:62人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: クマドンさん

    2018年12月17日 05時33分27秒

    icon

    胆石の激痛だった

    昨夜のことだった。
    夕食前に録画していた「太宰の旅」を観ていた時だ。
    ぐっと来るみぞおち辺りの痛み。
    鈍痛が同じような周期で感じられる。
    「ああ、来たな」「ここでですか・・・」だった。

    この痛みは、胆石の予兆だった。
    ここからだんだんと痛みの周期が縮まり、
    内臓が破裂するのではないかの痛みに襲われる。
    前回は確かに1年2か月前。
    井戸端会議で飲んだ帰りに、大山台で突然襲われた。
    あの東屋の所で、四転八倒の苦しみだった。

    こうなるとただただ痛みとの闘いだ。
    胆石をやったひとにしか、この痛みは分からない。
    痛みとは、傍から見たら、全く他人事なのである。
    苦しくて苦しくて、息が止まるのかとも思われる。

    昨夜も同じだった。
    激烈な痛みが頂点に達してからが長いんだ。
    妻は、ただおろおろするばかり。
    どうしていいか分からないから、下に降りた。
    何でここで居なくなってしまうのか分からなかった。
    「救急車を呼ぼうか・・・」と言われたが、
    「様子をみる」と断った。

    後、1時間で「西郷どん」の最終回だ。
    きっとまた石が、胆道を詰まらせているのだと思う。
    この石が動いて、流れ落ちてくれれば、助かる。
    そうでなかったら、また黄疸だ。
    緊急手術もありかもしれない。
    こうして突然切羽詰まった所に置かれる。
    痛みは腹を引きちぎり、内から破裂するのではないかだった。

    しかし、何度か経験しているので、私には冷静な部分があった。
    入院中も死ぬかの突然の痛みにベットの上でのけぞった。
    緊急に医師と看護師が呼ばれ、身体を押さえつけられ、
    太腿にどでかい痛み止め?の注射だった。
    病院で、私を死なすわけにはいかないからだ。

    確かに、あの時と同じ症状だ。
    「救急車かな・・・・」と、弱気にもなった。
    でも、「まぁ、いいか・・・」とも考えた。
    「生きるなら生きるし、死ぬなら死ぬんだ・・・」
    まさに、そのことは私のことではなく、
    神様のご意志なのだと、そんなことを考えた。

    胆石で死ぬことはなくても、黄疸では人は死ぬ。
    あのガンマが5000代の数値だった時、
    私はやっぱりきっと死の手前だったと思う。
    20分くらいたっただろうか、
    潮が引くようにして、静かになってくれた。
    そのためには、Maxの痛みを経ねばならなかった。

    そのままじっとしていた。
    また再び痛みが起こらないことを祈りながら。
    何だかね。涙がつーっと流れたな。
    私の身体は、身体として生きている。
    だから、私の想いではなく、身体の摂理で至極自然に胆石になる。
    ただし、身体そのものは、必ず生きる方向に向かって努力する。
    痛みとは、身体が生きるための闘いをしていることの現れだった。

    だから、身体と想いとを一つとしない。
    身体そのものがきっと何とかしてくれる。乗り越えてくれる。
    想いは、ただ祈り、その蘇生力・回復力を信ずるだけだ。
    そして、今回もこうして収まってくれた。
    助かった。

    それから、しばらく様子をみて、
    下に降りて夕食を少しだけ食べた。
    もちろん、菊水一番搾りもだ。
    妻は、呆れて、
    「もう、ああなっても何もしないからね」と、怒っていた。

    ここに私の時限爆弾がある。
    この爆弾は、いつ爆発するか全く見当がつかない恐ろしい爆弾だ。
    あれっ、また少し痛み出したぞ。

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件