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  • from: クマドンさん

    2018年12月21日 05時30分38秒

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    大道はここに在る

    夜中に目覚める。
    2時20分。
    そのまま眠らない。
    いや、まどろんでいる。
    そして、いろいろと考える。
    こうして考えることの時間は、日ごろの生活にはあまりない。
    だから、夜中のこの時間は貴重な時間だ。

    この仕事を、8月にオファーが来た。
    とにかく大変な状況だから助けて欲しいと。
    私は、この職場に戻る気はなかった。
    そのために昨年、介護職の初任者研修を修了した。
    これからの余生は、お年寄りの為に生きようと思っていた。
    そして、フルタイムではなく、
    ゆとりをもった勤務体制で、もっともっと地域の仕事をしたいと願った。

    しかし、そんな思惑に全く反して、
    想定外の仕事と勤務態様となってしまった。
    それは、私が決めたことではなく、
    そうなるべきにしてなったことなのかもしれないと今は、思う。

    三カ月の約束だった。
    しかし、これまた対応が変わり、3月31日までとなった。
    こも想定外のことだった。
    私は、そんなにフルタイムでの仕事はしたくはなかった。
    やってみて分かったが、本当に身体が続かないからだ。
    実際に二日ダウンした。
    起きられない、気力が出ない、そんな状況で一日中眠った。
    身体が本当に疲弊していた。

    でも、3月31日までの仕事は引き受けた。
    それは、私がやらねばならない仕事だからだ。
    その仕事を私が全うすることを期待された仕事だからだ。
    あの無職無収の日々の私。
    それはそれで楽しかったし、充実の日々だった。
    その八月までの生活からは、全く想像すらつかなかった仕事と人たちとに、
    今は出会って、それなりに日々を楽しんでいる。

    不思議だなぁだった。
    確かに、私の前には道はない。
    その道は、私が歩くことでできる道だからだ。
    しかし、本当は、目には見えない大道はここにあるはず。
    その大道に私が気付かないだけだった。
    そして、ある日、一本の電話がかかってくる。
    「助けてください。大変なんです」と。
    一度ははっきりとお断りをした。
    それなのに、「クマさんにどうしても来てもらいたい」とのこと。

    そこで、まず一歩、私は歩いた。
    すると、一歩だけ、その大道が道として明らかになった。
    この道は、きっと私だけに用意された道。
    私が歩かねば顕れなかった大道だった。
    こうして三カ月たった今は、そのことをはっきりと理解した。
    「ああ、呼ばれたんだな」だった。

    私は、その父に呼ばれた。
    そして、その使命を感じた。
    私の命は、ここで使われるために在る。

    自然は子供たちが全身の力で拓いていかなければならないのだ。

    そこで、私は、生き方を変えた。
    いや、状況に働きかけるためには、
    私自身が変わらねばならなかったからだ。
    そして、委ねることにした。
    きっと大いなる父の働きは、
    この場所で、この子供たちの中で、成就するはずだと信じたからだ。

    だから、そのくびきを負うた。
    私ではなく、その父の御心がなされるままに、
    ただ私は任せ切って、歩けばいい。
    そんな生き方ができるようになった。

    「私のくびきは軽く、その荷は負いやすい」だった。

    そんなことを想っていたら、いつのまにか眠ってしまったらしい。
    気が付いたら4時15分。
    その間、私の魂はどこで遊んでいたのだろう。
    それは、意識としては消えているが、
    私が眠って意識を失くしても、
    その魂はちゃんとここにあり続け、遊び続けている。

    それは、確かに学校で子供たちと遊んでいたはずだが、
    こうして目覚めると、ここに居て、
    すっかりとその夢のことは記憶から消えているが、
    その間は境目は明確ではなくとも、
    連続して、一続きだったということは確かなんだ。

    明滅する交流電灯の青白き灯りかな。

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