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親父たちよ

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  • from: クマドンさん

    2018/12/22 06:52:03

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    一日だけを生きる

    大きな仕事が昨日で一段落した。
    終ったら、何だかどっと疲れが出て来た。
    しばらくはゆっくりと休むつもりだ。

    とにかく予定を次々と入れてしまうので、
    後から休んでいるのに疲れる私。
    この冬休みは、一日一つの予定として、
    それ以上は入れないつもりだ。

    退職してから、あっという間の8カ月だった。
    どうなることかと不安でもあり心配でもあった。
    健康を第一にと考えていたが、
    さしたる大病をすることなく息災に暮らせた。

    それは、私の欲が少なくなったおかげなのだとも思っている。
    私は、私から何かをやろうとは、余り思わなくなった。
    向こうから来るものが仕事なんだと考えるようになったからだ。
    あれも・これもとも想わない。
    そんなことをすればその仕事に自分自身が追われることとなるからだ。
    だから、人との付き合いも限られた付き合いだけにした。
    あっちもこっちも顔を出していたら、きりがないからだ。

    家でできること。
    家に居ること。
    それだけで充実した一日を過ごす技を身に着けた。
    だから、何もなくても何とも思わない。
    一日一つだけのスケジュールで十分だった。

    本を読んだな。
    言葉と出逢った。
    そして、その言葉を生きる道標として、
    そのように生きる努力をした。

    庭の草花・野菜たちを育てていたな。
    毎日、その草花に水をやり、声をかけ、世話をした。
    みんなは私のことを待っていた。
    そして、わたしのことをいつもいつも見守ってくれていた。

    ヨガをやった。
    書道を習った。
    スイムを学んだ。
    大学の講座を受けた。
    あき乃の蕎麦を食べた。
    映画を観た。
    コンサートは月に2~3回だった。

    そして、東北戊辰戦争の5日間の旅だった。
    ここで旅は体験であり、深い深い学びであることを感じた。
    ここではない別の土地を歩くことで、
    ここに生きる私がよく分かる気がした。
    そこには、私が今の私である原点があるような気がしたからだ。

    そして、9月中旬から、この仕事に召された。
    本当に私は神様から呼ばれたのだと、つくづく感じる。
    最初の一カ月は、確かに闘いの日々でもあった。
    しかし、今は、毎日毎日がとても楽しい。
    こんなに笑ってばかりでいいのかと思うくらいだ。

    3月、私は退職を前にいろいろと考えていた。
    あれをしたい。これをしよう。
    しかし、振り返ってみたら、
    本当に想像を超え、予想だにしなかった出来事の満載だった。
    ああ、こうなるのか・・・。
    自分のことながら、他人ごとのようにしてこの8カ月を思い返している。

    つまり、あらゆることは、なるようになるのであって、
    私がとやかく思い煩ったり、あれもこれもと探し回ったり、
    そんな余計なことに力を使わなくても、
    そのままでいいがなと、そのままにしておけばいいのだと、
    そんなことが、私はこの体験を通して腑に落ちたということだ。

    何もしないという心得が、向こうからやるべきことを呼びよせる。
    今、ここに居るだけで、目の前に面白さが転がって落ちている。
    それを、見て見ぬふりではなく、立ち止まって、拾って、
    手に取って眺めていればそれでいい。
    その時、向こうから「こうしてください」「こうしませんか」と呼んで来る。
    そしたら、何も考えずに、素直にその呼び声に従う。
    それだけなんだな。

    だから、うろうろと探すこともない。
    あれこれの付き合いも断っている。
    そして、こうして家に居て、じっとしながらも家事に勤しんだ。
    そのうちに、呼び出しがかかる。
    「これをやりませんか」「あそこに行きませんか」「こんなのはどうですか」
    その声を聴いてから、私は、動いた。
    だから、よかったのではないかと、今は、思う。

    これからも、余計なことは考えず。
    ぼーっとして、のほほんと、一日だけを生きることにする。

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