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  • from: クマドンさん

    2018年12月23日 14時13分18秒

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    望年会だった

    昨日は、ヨガの会の望年会だった。
    テットというお店は、なかなかグッドなお店だった。
    立ち飲みバルのような雰囲気で、
    実にカジュアルで、おしゃれ感のあるお店。

    そんな店の隅っこで、私は只管ワインをがぶ飲みしていた。
    30代の女性だった。
    結婚に対してどこか臆病になっていた。
    自分から行動を起こさず、現状維持のまま生活を続けていた。
    結構願望がないわけでなく、
    いい人がいたら結婚したいと思ってもいる。

    そして、そんな機会はきっと何度かあったのだと思う。
    でも、その一歩を踏み出せない。
    何だかその決断ができないまま、時間が過ぎた。
    だから、独りで行動する。
    独りで旅行もするし、カラオケにも行く。
    独りでいいし、かえって気兼ねなく自由に遊べる。

    しかし、どうしようかとも迷っている。
    そんな話を聴いていたら、
    きっと今は、こうした悩みを持っている女性は多いのではないかと感じた。
    結婚しないわけではなく、でも、結婚しないまま30代になってしまった。
    今更、また恋愛でもなく、何だかそこから始めることが億劫になっている。
    自分に対する自信も確かではない。
    小さな頃から真面目に、親の言う通りに素直に生きて来た。
    こうしておとなしい自分が、自分なんだと思い込んでいたりする。

    唯識ではないが、人は心で想像し、その想像したことを現実だと思い込む。
    本当の自分とは、その奥深くに芯のようにして存在しているのに、
    人からそう思われている自分のことを自分だと思い込み、
    いつしかその自分を演ずることが自然となってしまう。

    本当はやりたいことがあるのに、
    それは自分には無理だと設定して、それをやろうとしない。
    あれもこれもやってから考えたらいいのに、
    それは私には無理だと諦める。
    そうかなぁ・・・。と、話を聴きながら「もったいないなぁ」と感じた。
    親父は、親父なりに、心配になってきた。

    ボーダーラインを自ら引いている。
    その境界線を設定して、そのテリトリーの中で生きる。
    そうすれば、失敗もないし、不安もないし、人に合わすことも必要はなかった。
    でも、その境界を一度、思いきって取っ払ってはどうかとの話だ。
    人は、心で想い、自分を安全に保つために、境界を作る。
    それは、まさに自分を守るための砦であり、城である。
    でも、そこに落ち着くと、不思議なことに行動することが面倒になる。
    人と付き合って、ただ何となく気を使い、疲れることも嫌だと感ずる。

    だから、そんな時は、尚更、その身体を砦の外に置く。
    余計なことを考えずに、ただ、その場に身体を運ぶ。
    すると、人が変わり、環境が変わる。
    そしたら、その周りの新たな人や環境と繋がり、新たな気付きが生まれる。
    砦の中はいいが、たまには、意識して小さな旅行にも出ることだ。
    すると、気分が変わる。何かを見つける。ああそうかと、納得する。
    「百尺の竿頭さらに一歩を進める」だな。
    その先っぽに来たら、「えい、やっ」と、飛び降りる。
    その結果どうなるかは、神様のみぞ知ることだ。

    私は、馬鹿だから、退職してからずっとそうやって生きて来た。
    公民館ではヨガと書道。情報大学で講座を二つ。スイミングの講座を受講。
    そして、Mさんのヨガ教室のスタディーとなった。
    そこへ行ってみなくては、分からないことだった。
    行ってみることで、私は、砦だけで生きている私には、
    絶対に経験できないことを体験し、出会うことのない人たちと出会えた。

    生きるとは、案外、自分でその道を決めているうな気がするが、
    決断の先は、歩きださなければ何が起きるのか、どん出会いがあるのかは、
    全く分からないものだった。
    その面白さを体感する。
    その出会いを通して、新たな自分自身を発見する。
    そして、人に学ぶことで、自分自身をほんの少しでも豊かにできる。
    私が分かったことは、そのことだ。

    「えい、やっ」と飛び降りることで、
    私は、Mさんという尊敬するヨガのマスターと出会えた。
    そして、その望年会に参加して、彼女の話を聴くことができた。
    もし、私が飛び降りていなかったら、今、ここの出会いはなかった。
    だから、私はこれからも好奇心を旺盛にもち、
    あっちこっちに出没する予定でもある。

    しかし、・・・・。
    経済的に自立している。独りで生きる力を持っている。
    何度か男性ともお付き合いをした。
    結婚・・・と考えたが、上手くまとまらなかった。
    両親は健在で、経済的な支えも受けている。
    おしゃれをしている。友達と旅行にも行く。飲み会もそこそこあった。
    年齢は、30代半ばを過ぎた。

    私は、結婚しない女性が増えているわけが少し分かった気がした。
    彼女たちは、家庭に入って家事に勤しむ自分のことをよしとは思わない。
    きっと何だかそこには、えい、やっと、飛び込む魅力がないのではないか。
    そんな気がした。
    世の男たちが、結婚できないのは、
    こうした女心が存在するからかもしれないなぁ。

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