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  • from: クマドンさん

    2019年01月25日 05時59分25秒

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    美味しいものの力とは

    寝坊の朝だ。
    まだまだ頭がぼーっとしている。
    夜の「畑の会議」だった。
    それから、映画「ワンスアポンアメリカ」だった。
    そして、チャンネルを変えたら「アジアカップ前半」だった。

    そんなことをしていたら、
    あっという間の、11時だった。
    私は、翌日のことを考えると、
    何よりも就寝時刻を大事にしている。
    10時を過ぎたら寝る時刻なんだ。
    それが、とうとうこの時刻になった。

    そして、翌日は、この有様だ。
    なかなか思うようには行かぬのが人生だな。
    それなのに、夜中の2時には眼が覚める。
    そして、次は、3時過ぎ。
    まだまだ大丈夫と再び眠ると、西郷さんの夢だった。
    そして、はっと気付くと4時20分。
    それから、むくっと起きて、腹這いになり澤木さんの説法を読んだ。

    流されて、その場その場で生きていると、
    こんなことにいつもなる。

    「擾擾忽忽水裏月」と生きたいものだ。

    「なほゆかし声もなく行く時鳥」だそうである。

    とにかく、随所に主となる。自分で在りきる。それだけのこと。
    こうして、日々の生活でふらふらとしていては、
    なかなかそんなどっしりとした落ち着きは、ままならないものだ。

    夜の会議のためと、腹ごしらえをすることにした。
    太威に行ったら、残念、6時からの開店だった。
    あの担々麺を、味わいたかったな・・・と涙だった。

    すると、拉麺がどうしても食べたくなってしまった。
    これは、身体からの欲求。衝動であった。
    居てもたってもいられなくなり、
    ぐるぐると近くの美味い拉麺店を思案した。
    「なるへぞ」とばかりに、久しぶりの「三宝亭」に行った。

    5時過ぎたばかりなので、客はカウンターの叔父さんと私だけ。
    さっそく「ネギ辛味噌拉麺」と餃子を頼んだ。
    コップの水には酢を注ぎ、それを飲む、飲む。
    これは、Jさんが教えてくれた究極の栄養ドリンクだ。

    さてさて、熱々ほくほくの拉麺だ。
    ここに辛子味噌をたっぷりなじませ、
    そこにラー油を垂らし、胡椒を振りかける。
    それをゆっくりと和えながら、スープの味を深くする。
    だんだんと辛味と深味が増してくる。
    そのスープをいただく身体の喜びようと言ったら・・・。

    その時、はっと気付いた。
    この私をこのカウンターに連れて来たのはいったい誰なのかと。
    つまり、美味いと感ずるのはどうしてなんだと。
    ただ拉麺を食しているだけのことなのに、
    何でこんなに深く感動しているのだと。
    美味いとは、どういうことなんだと。

    確かに一口一口、味わうと、身体が喜んでいることを感じた。
    そこには、ある意味「幸福感」が存在していた。
    この喜びは、あき乃の蕎麦を食べる時にも感ずる。
    あき乃の天ぷらを食べる時もそうだった。
    雲海の温かな蕎麦湯割りの焼酎もそうだった。

    何だろう。
    この美味いものを食べる時の感動とは・・・。
    そんなことを考えていたら、またまた腹が減って来た。

    身体は、本当に美味いものを味わう時、深く深く感動する。
    だから、ふと想い、美味いものに出会いに出かける。
    日常の中に置ける、ささやかな奇跡でもある。

    それでは、この魂が、深く深く感動するものとは何だろう。
    そう考えてみたら、やっぱり、私にとっては、澤木さんだったな。
    だから、寝坊しても、読書する。
    そして、そこで美味いと出会った言葉が、
    その日の、今、ここの魂を活かす力となっている。

    拉麺も蕎麦も、生きる力。
    深い言葉も、生きる力。

    人はパンのみに生きるにあらず。だな。

    魂のお世話。
    魂の感動。
    それも忘れずに今日一日だけでも生きたいものだ。

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