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  • from: クマドンさん

    2019年01月28日 05時33分42秒

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    回光返照

    昨日は、本当につまらないことで怒鳴ってしまった。
    いや、何ともねぇ。申し訳ない話だ。

    朝、サラダに入れるトマトを買って欲しいと妻に言った。
    すると、この季節に食べるトマトは、とても燃料がかかっているトマトだ。
    そんな贅沢なトマトは、私は買いたくないとのこと。
    いや、一つでいいんだ。一つを四回に分けて食べるから。と言うと。
    私は、絶対に嫌だ。買いませんだった。

    それは、分かる。
    でも、たった一つのトマトを、私は私の健康のために欲しいと言った。
    でも、私は、買いません。絶対に嫌ですだった。
    何だかその時、かちんと来てしまった。
    「それはあなたが自分で勝手に決めたこと」
    「私は、トマトが食べたいんだ」と、またやってしまった。
    その内、だんだんヒートアップして来たので、
    妻もどんどん強い口調になって来た。

    日曜日の朝、トマト一個のことでの口論だった。
    情けなくも、哀れで、哀しい朝だった。

    昼に帰って来ると、近くの叔母から4回も電話があったそうだ。
    今朝も6時に叔母の家の雪除けをした。
    その後2軒と駐車場の雪除けとで、腰が痛くなってしまった。
    またまた椎間板ヘルニアかとやばさを感じた。
    その電話は、月曜日にゴミ当番だから、
    ゴミの籠を置けるスペースの除雪をしてくれとのことだった。

    「後で、行くよ」と、言っても、また、直ぐに電話が来た。
    「やってよ」だった。
    「腰が痛いから、夕方行くよ」
    それでも、また、叔母からの催促の電話だった。

    何だか腹が立って来た。
    どうせこの天気だから雪は融けるはず。
    それを待てば明日の朝は、アスファルトが見えるはず。
    なのに、腰の痛い、私に自分の気持ちが収まらないから、
    何度も雪除けの催促の電話だ。
    3時過ぎに行ったら、もうすっかりと融けていた。
    それでも、水だけの重い雪を、寄せてスペースを空けた。

    さてさて、私は、どうしたらよかったのかなぁと、今、想う。
    こんなにも怒鳴らなくても、怒らなくても、腹を立てなくても、
    よかったのではないか・・・・ということだ。

    「回光返照」

    そうした自分を鏡に映す。
    そうした私も、私なんだと情けない。

    トマトは、そうだねぇと言って、自分で買ってくればよかった。
    だって、一度思い込んだものは、妻は絶対に変えることができないのだから。
    ここで、議論しても、全くの無駄だった。
    子供の頃からそう思い込んだことは、変えられない。そのまんまま。
    考えを変えると言うことが、不安だから、思い込んだらそのまんまん。
    そうした彼女を理解して、諦めればよかった。

    叔母は80歳。
    少々認知症の気が在る。
    不安に想ったり、気になったりすると、どうにもならずに電話をかける。
    突然電話が来て、「今、やって」と、催促される。
    勘弁してください。後で、行きます。
    そう言った先に、直ぐに催促の電話だ。
    それを、私がやることを見届けるまで、その電話が続く。

    私は、そうなのだから、直ぐに行けばいいのに。
    素直に諦めて、「はい、はい」と出向けば善いのに、
    腰が痛く、まだ昼飯も食べていない私に、
    ほんのちょっとでも待ってくれない叔母に対して、腹を立てたのだ。
    でも、やっぱりその時も、直ぐに黙って叔母の家に行けばよかった。

    変わらないものに対して、腹を立てても仕方ない。
    諦めること。降参すること。分かりましたと認めることだ。
    変わらないものは仕方ない。
    こちらがその変わらない頑固さに合わせて行くしか道は無い。
    だから、日々の生活は、生涯の修業の場となる。

    腹を立てない。腹はいつでも平静に横に寝かしておく。
    ただ、自分が我を通すのではなく、譲ればよかったんだな。
    「そうだね。そうだね」と、相手の気持ちを認めればよかった。
    しかし、身内となると、なかなかそこは・・・・。

    回光返照だな。

    「回光返照すなわち還り来る。霊魂に廓達すれば向背にあらず」石頭大師

    「我々が回光返照するというのは、
     天地と同根、万物と一体の自己を体験することです」 澤木興道

    まだまだの私だ。

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