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  • from: クマドンさん

    2019年02月08日 05時31分12秒

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    映画「アリー・スター誕生」の物語

    昨日は、全く目が覚めなかった。
    本当に飲み過ぎなのか、お疲れなのか、爆睡だった。
    気付いたら6時15分。
    私の出勤時刻は6時55分。
    ぎりぎりの選択だった。

    映画「アリー・スター誕生」を観た。
    一つ一つのシーンが心に沁みて、涙、涙だった。
    シンガーとしての才能のあるアリーを、
    有名なカントリーロック歌手のジャックがみそめる。
    彼女の歌は、魂に響く歌声だった。
    そして、彼女の書く曲もそうだった。
    このまま、彼女を埋もれさせてはいけない。
    彼女と一緒にステージに立ちたい。

    どこで、どんなチャンスに恵まれることか、人には予想できないことだ。
    彼自身、彼が生まれるとすぐに母が亡くなり、父も彼が10代の頃亡くなった。
    ニュージャージーの牧場で、腹違いの兄と、貧しく孤独な生活だった。
    兄は、その音楽の才能を認められず、落ちぶれた。
    しかし、今は彼のマネージャーとして、親身になって支えている。

    アリーもそうだった。
    ベッドの上にキャロルキングの「つづれ織り」のジャケットだ。
    その歌声には、本当に魂が籠っている。
    歌を歌いたい。歌を伝えたい。歌で想いを叫びたい。
    ウエートレスをしてのしがないアマチュアの歌うたい。
    ただ、その夢は捨てられない。
    いつか、ステージに立つ。いつかビックになる。いつか・・・。

    ジャックは、酒浸りで、ドラッグに身体をどんどんむしばまれて行く。
    それでも、酒もドラッグも辞められない。
    彼女と結婚する。
    彼女は、敏腕マネージャーによって、
    どんどん新たなスタイルに創りかえられていく。
    歌でありながらも、ダンスが売りとなっていく。
    それが、今の、レディー・ガガ。

    そんな登りつめて行く彼女を観て、
    彼は、寂しく、辛く、孤独を感ずる。
    「歌とは、魂で、心の奥深くで歌うものだ」
    彼女は、グラミー賞を受賞した。
    その授賞式で、彼は、失態を演じた。
    酒とドラッグのためだった。

    彼は、アリーの前から去ることを決意した。
    彼は、ベルトをもってガレージに向かった。

    何だかね。
    ここに描かれている人生が、とてもとても深くて大人なんだな。
    ジャックの兄も、素敵に老いている。
    アニーの父も、シナトラよりも歌が上手いと自認している。
    そして、それなりに、生き抜いて来た。

    どんなこともある。
    まさかのこともある。
    時には、上手く行き過ぎて有頂天になることもある。
    スターになることもある。
    だも、それは、きっと長くは続かない。

    人は、どん底に落とされた時だけ、学ぶものだ。
    有頂天になり、浮ついている時には、
    人は、きっと自分のことを見失ってしまっている。
    そうではないのに、そうではなかったのに、
    それでいいんだと、自分で自分に麻痺してしまう。
    そうではないという、心の声を聴かなくなる。

    ジャックは、右耳を難聴で失い、
    左耳の聴力も衰え続けている。
    大音響の中では、魂の声が、囁きが、聴こえなくなるものだ。

    アリーは、ジャックを心から愛していた。
    ただ、現実の生活では行き違いが在り、
    お互いの考え方の違いが在り、
    本気で喧嘩することもあった。
    でも、ジャックには、アリーの愛が届かなかった・・・。
    いや、きっとアリーを愛していたからの、自死なのだろう。

    何だかね。深すぎて、この物語を上手くは語れない。
    しかし、この映画は4回目のリメークだそうだ。
    それだけ、人々の心に遺る物語なんだ。
    真実は、物語を通して語られるものだ。
    この映画を観て、その生きるの真実に感動することをお勧めする。

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