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親父たちよ

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  • from: クマドンさん

    2019年03月07日 05時35分29秒

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    全てに必ず意味がある

    二日間、酒を飲んでいない。
    これは、私にとってのワールドレコードだ。
    それは、入院などでどうしても飲めない状況に置かれたこともあった。
    しかし、こうして、自分の意志で休肝日をとったことは一度も無かった。
    「酒が飲めないなら、死んだ方がましだな」と、思っていたかどうか・・・。
    とにかく、考えてみたら、毎日、毎晩、酒びたしだった。

    40年間、酒びたしだったとしたら、
    974,600日間、アルコール漬けだったことになる。
    よく飲んだものだし、飲み続けたものだった。
    いつの間にか、飲酒が習慣になっていたことを、
    今回のこの経験で理解したる

    自分の人生、自分の身体でありながら、
    情けないことに、それが私だとばかりに勘違いしていたような気がする。

    禁断症状ではないが、
    夜中に目が覚めて、眠れなくなった。
    飲まなかったらどんなにか、身体が楽になるのかと思っていたら、
    そんなに普段の身体との変化は感じられなかった。
    飲み過ぎた朝の、あの胃のむかつきや、吐き気はないが、
    身体が内からしゃっきとリフレッシュする感じは感じ取れないでいる。

    でも、肝臓さんは、喜んでいるだろうなぁ。
    私のような呑兵衛の肝臓として生まれたばかりに、
    本当に苦労の連続だったと申し訳なく感ずる。
    彼?は、私のことを生かすために、
    精一杯、私が爆睡している間も、せっせと働き続けてくれている。
    介護と内臓さんには、休日祝日は存在しない。
    確かに、働きづめなんだ。それも不眠不休に。

    私を生かすために、私が生きるために、
    それは、絶対に必要なお仕事でもあった。
    昨日の午後、急に右胸が刺すような痛みだった。
    心臓か肋間神経痛か。
    とにかく、身体と云うものは、こうしていつもいつも働いてくれていながら、
    その働きに感謝されたり、労わられたりすることの少ない、
    何とも報われぬ、哀しいものたちなのだ。

    しかし、病気をすることで、弱ることで、衰えることでね
    やっと人は、身体で生きていることを実感する。
    パーキンソン病やリューマチの難病を与えられた人。
    突然、がんや白血病に冒された人。
    事故や病気で、身体や精神が不自由になってしまった人。

    その人は、もともとそういう身体ではなく、
    普段の生活に何不自由しない、健康な身体をもっていた人でもあった。
    しかし、その健康な身体とは、
    健康であるゆえに、その存在を意識されないものである。
    身体が見えない。身体のことを気付かない。
    そうやって、想いや考えで、そのことが人生なんだと信じて行動する。
    自分が幸せになるために、懸命に働く。仕事する。

    しかし、それは、身体があるからできることだとは、気付かない。
    私は、100,000日近くを酒びたしだった。
    弱るはずだ。衰えるはずだ。老いるはずだ。
    そうした身体についての自覚がないまま、人はがむしゃらに生きていたりする。
    身体があるから、こうやって日々を平穏に生きている。
    身体が不具合を起こせば、この当たり前の生活は。無理となる。

    そのことを、私はね忘れて生き過ぎて来た。
    それが、現実の肝臓の数値として突き付けられた。
    「どうする。何とかしないと、取り返しがつかなくなるよ」との身体の声。
    しかし、数年前の私だったら、きっとその声を無視をした。
    「大丈夫。大丈夫。そんなことになるわけないさ」と、飲み続ける。
    医師の忠告は、一先ず聴き置く。ただそれだけ。
    日々の生活の改善を怠りねそのままの生活を持続する。

    その忠告に従うためには、何かを我慢しなくてはならないし、
    やりたい何かを諦めなくてはならない。
    それが嫌だし、そんなことで我慢したり、諦めたりしたくないので、
    「大丈夫だ」と、自分勝手に判断して、
    身体より、自分の想いや願い、欲求を優先させる。
    そして、その挙句の果てを、私は何度味わったことだろうか。

    身体の声は、神様の声だ。
    そのことを、絶対に忘れてはならない。
    全てのいのちあるものは、生かされるように創られ、守られているる
    それは、それぞれのもって生まれた寿命は仕方ないが、
    自分の勝手でその寿命を縮める必要もないような気がする。

    できれば、ゆっくりと、静かに、永く生きたいものだと、今は想う。
    「生きてみなくては、分かりませんでしたね」と、Sさんとよく話す。
    今、ここ、この不思議を味わえるようになったのは、
    ここまで、苦労しながら、痛みに耐え、辛さに、耐え、孤独に耐え、
    生き延びて来たからだった。

    だから、もう少し生き、もう少し老い、もう少し弱って、
    その目で自分の人生を振り返って見たいと、私は願っている。
    「生きている幸せを味わう」そうした生き方をもう少し続けたい。
    「幸せに死にたい」のだな。

    そう想うと、休酒も一つの修業と受け取れる。
    酒を飲まなかったら、「ドクトル・ジバコ」を観られた。
    深く深くの感動だった。彼は、私。私は、彼か。

    「私は、日々起こっるできごとの中には、全て必ず意味があると
     信じることができました。苦しいことのない、辛いことのない人なんて
     この世にいませんよね。エイズで死を迎える人と一緒にいると、
     どんなに苦しい人生でも、志したことに誠実に生きて行こう、
     死ぬ時生きてきたことを喜べるような生き方をしようと、
     自然に想ってしまうのです。」

    これはがんによって死を間近にしたある若いシスターの言葉だ。
    彼女は、既に魂だけの人となっている。

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コメント: 全1件

from: ピエモンテ - 2さん

2019年03月07日 19時40分56秒

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なんとかやってますよ。アルコール2ヶ月飲んでないな!
 飲みたいけど・・、今はいいわ!
 体動かしてます。
 今はだいぶいい感じですよ!
 その節はありがとうでした。 ピエモンテ

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