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  • from: クマドンさん

    2019年03月19日 05時27分11秒

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    「さくら」をギターで

    突然「ギターを弾きなさい」だった。
    何のことか分からないまま、命じられた。
    「送別会の出し物です」
    「みんなで歌います」
    「曲は「さくら」です。森山直太朗です」
    「ギターで伴奏してください」
    「歌詞と簡単なコードです」

    私は、何十年ぶりにギターを弾いた。
    それは、職場で歌うためだった。
    祝う会の企画で、私が歌を歌った。

    中学生の頃だったか、高校生の頃だったか、
    フォークソングを歌いたくて、ギターを買った。
    そして、独学で教則本を習い、拙く弦を押さえていた。
    まったく下手くそでなってはいない。
    C・F・G等の簡単なコードだけは弾けた。
    それだけだった。

    仕事をしてからはすっかり忘れていた。
    しかし、最近。息子からフォークギターを返してもらい、
    酔っぱらって歌うことがあった。
    家族からは、大ブーイングだ。
    とにかく「煩い」から止めろコールだ。
    それでもめげずに歌い続けるから嫌われるのは仕方ない。

    6年生の女子が二人、卒業する。
    それにらばと、祝いの会で「乾杯」を歌った。
    気持ちよかったのは私だけか・・・。
    それでも、1年生の3人の女子がファンになって、
    昼休みに私の歌を聴きに来た。
    「アンコール」の声にいい気になり、
    いっちょまえに握手してミニコンサートを終える。

    それが、突然のメジャーデビューだ。
    ビビってしまった。
    実は、弾き続けている時は、
    左手の四本の指の先が固くなり、タコになっている。
    だから、弦を押さえてもそんなに痛くはないのだが、
    軟になった今は、押さえるだけで痛むのだ。

    しかし、しかし、・・・・。
    本当に何が起きるか分からないものだと、ふと想った。
    初心者程度にギターを弾けた。
    それは、昔々の話だった。
    ところが、この61歳でメジャーデビューを迎えた。
    これって、どういうことかと考えた。

    そして、思った。
    「ああ、ギターを弾いていてよかったな」と。
    つまり、若い時は何も考えずに、
    とれあえずは何でもトライするものだということだ。
    興味・関心があったら、手に取って見る。
    やってみる。習ってみる。少しだけでも続けてみる。
    その経験が、いつ役に立つのかは、本人は知らなくていい。

    時には、こんな形で、敏腕プロデューサーに見初められ、
    デビューを迎えることもあるのだ。
    それにして、この時期に過酷なる宿題だ。
    昨日は、1時間半の特訓だった。
    難しいコードは、ギターの名手の長男に伝授してもらった。

    さてさて、本番まで一週間だ。
    ものにする。
    そのためには、日々の練習が大切になる。
    人は、どこでどかなことが起きるのか、
    全く見当も予想もつかずに生きている。
    それだから、「人生、生きてみないと分からない」なんなだ。

    「さくら」とにかく、やりきるだけだ。

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