新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

親父たちよ

親父たちよ>掲示板

公開 メンバー数:62人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: クマドンさん

    2019年03月22日 05時40分26秒

    icon

    きっと余計なお世話だったのだろうな

    起きてページを開いて驚いた。
    「イチロー引退」
    そうだったのか。そんなことがあったのか。
    45歳。偉大な人だ。
    さすがに、その歳による身体の衰えには勝てなかったのだろう。
    打席に立つ機会も少なくなり、打率も下がる一方だった。
    三振で終わる度に、何を考えてベンチに戻って来たのだろう。
    いつまでも続かない。
    いつか必ず辞める日が来る。
    そうなんだよなぁと、厳しいけれどそれが現実だった。

    全く話が変わるが、
    生き方の違いとは、その人の考え方の違いだった。
    特に、お金や世間の目や、地位や名誉に執着して生きている人は、
    語ることは、50歳になっても、60歳になってもそのことだけだ。

    どうしてそんなつまらないことばかり語るのか。
    それは、他に語るべき言葉を持たないからだ。
    自分が生きて来た信念が、お金と地位だから、
    目に見える物だけに固執して来たから、
    その他の世界のことを全く知らないままにその歳になったからだ。

    「世の中はそうなんですよ」
    「みんなそうやってますよ」
    「やっぱり、お金でしょう」
    「組織の中で生きて行くためには、きれいごとではすまされないよ」
    「上に上がるためには、犠牲も必要ですよ」

    そんなことが、信条となり、それを忠実に守ってここまで生きて来た。
    つまり、そうであると教えられ、
    人がみんな歩いていると言われるその道だけを、
    只管信じて歩いて来た。
    そして、上に上がり、ステイタスと金を獲得するために、
    組織の中で立ち回り、いつしか望みのその地位と金とを手に入れた。
    しかし、それって、それだけのことではないだろうか。

    「いかに生きるか」の話をしても、
    帰って来る言葉が、
    「クマさん、甘いな」だ。
    Sさんと昨日、話したばかりだった。
    「不思議たなぁを分かる人とだけ話したいですね」だった。
    この手の人には、この不思議だなぁが全く通用しないのだ。
    いくらその不思議だなぁを話そうとしても、
    全くその不思議だなぁを人生で一回も感知していない人には、
    「一体、それって何の話?」でしか過ぎなかった。

    腹も立てながらも、根気強く話すが、
    彼から見たら、私のような不思議だなぁ男は、
    きっと馬鹿な男に見えるのだろうなぁ、だった。
    それでも、私が話を続けた。
    「お父さんは、どう思っていたと思う」と。
    「何も私は感じなかった」と。
    「どうして、あれだけあなたのことを心配して、悩んでいたのに」と。
    「だって、私には伝わってこなかったんだもん」
    「では、今も、そう思っているのか」と。
    「それは、きっと伝わらせ方が悪かったんだ」と。

    何だかね。とてもね。寂しくなってしまった。
    やっぱり、私は、孤独なんだなぁ。
    私が大事にして、今、ここを、どう生きているかの話をしても、
    その話は、目には見えないし、金にはならないし、
    そんなことは誰も言っていないし、
    そんな歳になってまだそんな夢のような話をしているのかであった。

    話をするためには、話をする相手を選ぶことだ。
    でも、こういう人が100人居たら、99人なのかも知れない。
    「みんながそうだから」「私だけじゃない」「そうしないと負けるよ」
    「どうして自分が損をしないといけないの」「私だって生きて行かねばならないよ」
    「親のことよりも、私の生活」「お金でしょ。お金が無くてどうするの」
    そうやって、50歳・60歳・70歳となる。

    生きるとは、「お金」なのか・・・・。
    こういう人と話していると、腹が立ってくる。情けなく生って来る。哀しくもなる。
    でも、相手も私の言葉に腹を立て、情けなく思い。哀れに思うだろう。

    どちらが正しく、どちらがまっとかではない。
    それは、それぞれの生きる道なんだ。
    ところが、人生の途中で試練や逆境、大病や大事故に遭遇しない幸せな人には、
    その本当の生き方への「問い」を生むチャンスを、
    神様が与えていないということだ。

    いや、今、彼は、その「問い」を持つべき状況なのだが、
    そこには、絶対に目を向けようとはしなかった。
    それは、自分でもよく知っている、アキレス腱・急所であるからだ。
    今更、それまで信じて来た「お金」の生き方を無にはできない。
    そうすれば、それまでの人生を否定することになる。

    本当にそうだった。
    どん底まで堕ちきらないと、人は変わることはできないのだ。
    そして、一度情けない自分に死なない限り、再生は無理だと言うことだ。
    わたしにすれば、「今なのに・・・」だったが、
    彼は、までまで本質を見ないように目を反らしている。

    イチローは、今を観た。今を自覚した。そして、決断した。
    それは、無理を続けないという英断だった。
    ここで、変える。
    それは、自分に還ることでもあった。

    その決断は、50歳の今なんだと、昨日の彼には分かって欲しい。

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件