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親父たちよ

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  • from: クマドンさん

    2019年03月29日 21時09分49秒

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    Wさん、身体の声を聴け

    体調不良か・・・・。
    当たり前だろうとの天からの声。
    三日間、まさに飲み続けたトライアスロンだったな。

    送別会の二次会で、大いに語った。
    妻の誕生日では、とんときで日本酒を4合だった。
    小千谷のちぢみの里でも、缶ビールに菊水一番搾り2本だった。
    そして、気付いた。
    最近、飲むと強気になって、本音ばかりがんがん語っているということに。

    そして、そんな私のテンションの高さと、
    一方的な本音を聴かされている人たちは、
    きっときっとはた迷惑な話だと思ったと思うと言う反省・後悔だった。

    言いたいことがある。
    だから、言う。
    ちゃんと言う。
    ストレートに言う。
    だから、嫌われる。煩がられる。何だこいつは・・・と思われる。
    その空気感を読めないまま、言い続ける。

    飲み会の後で、その翌日で、しらじらとした空気が流れる。
    ああ、また、やっちまっただな。
    本当に言わねばならないことだし、
    改革への道標であるし、
    やっぱり誰かがやらなくてはならないことなのだが、
    そうやって言い続けている私に対しては、
    やっぱり反感をもつ人も多いだろうなぁということの気付きだった。

    露天風呂に入りながら、しばしの瞑想だった。
    そこに、Wさんがやって来た。
    その瞬間、はっと閃いたことがあった。
    それは、「家族」と「健康」こそ、私たちが大事にすべきことなんだという、
    何とも当たり前のことだった。
    「家族と健康は、金では買えない」
    「いくら何億ものお金があっても、家族と健康がなかったらそれが何だ」だった。

    私が、週三日間の休酒をしたのも、家族と健康のためだった。
    私が、ここで病気で倒れたらどうなってしまうのか。
    その病に倒れた後は、家族に介護してもらい、寝たきりで何も出来ない。
    でも、家族が居てくれたらそれはそれでありがたいが、
    もし、妻がそんな私を見捨てて去って行ったとしたら、
    私は、どんな60代を送ればいいのか・・・。

    情けないけれど、そんな気付きが、はっと湯船の中で閃いた。
    「そうなんだ。家族と健康こそ、かけがいのない宝なんだ」と、
    やっとこの私が、そこに落ち着いた気がした。
    それは、隣で湯に浸かっているWさんが、
    夏休みのインド旅行で、その二つと、仕事までも失おうとしているからだった。

    詳しくは、書かない。
    でも、彼がこの旅行を強行すれば、きっと「家族」「健康」「仕事」を失う。
    身体は切々と彼にそのことを訴えている。
    その身体の切なる声を聴かない。無視をする。
    それでも、どうしてもそのインド北部の四千メートル級の高地の旅をしたい。
    彼は、憑き物につかれたように、その旅を止めようとしない。

    私と、Sさんとは、意を尽くして、彼を諭した。
    しかし、彼の眼は、その言葉を心で受け止めていないことを現していた。
    どんなことがあっても、彼は行くつもりだ。
    彼には、理屈が分かっていても、諦める気は全くなかった。

    これなんだ。
    人が何かに憑かれている時には、どんな忠告も説教も心には入らない。
    私にも、彼と同じことがあったから、よく分かる。
    彼は、行きたいし、どうしても行くのだと決めている。
    私たちの諭しは、無駄なことは明らかだった。

    かれは、きっと強行をするだろう。
    しかし、きっと羽田に向かう途中で、
    または、インドに向かう飛行機の中で、
    身体がおかしくなっていくことは想定された。
    日々の生活や仕事に支障をきたしている彼が、
    海外の旅にその身体が耐えられるわけはないんだ。
    でも、彼は、どうしても行きたいから、諦めない。
    「やめる」とは、絶対に言わない。

    人間らしいなぁと、つくづく感じた。
    私もそうだったなぁと、改めて想った。
    そして、あの日、SさんやJさんは、必死になってそんな私のことを説得した。
    大事なことに気付かずに生きている私に、根気強く語りかけた。
    彼のように全く分からない私に対して、腹を立てて怒鳴ったこともあった。
    そうやって、私が失いかけていたものを、守ろうと懸命に語ってくれた。
    しかし、私は、その真摯な想いに、その只管の願いに、応えなかった。

    「まともになったら、また、会おうや」と言って、去って行った友がいた。
    多くの人たちは、静かに、視界から、かかわりから、姿を消した。
    それでも、遺って、私のことを心配して、声をかけてくれる友も居た。
    こんな時こそ、よく分かるものだ。本当の友が。

    Sさんも、私も、彼の為に、この説得は続けるつもりだ。
    それでも、彼は、インドへ行くと思う。
    そして、その後については、彼がどん底を味わうだけだ。
    私たちは、彼の友として、この説得だけは、止めないつもりだ。
    どんなに煩がられ、嫌がられてもだ。

    ああ、しかし、今の私には、酒はよい結果に結びつかない飲み物となったようだ。
    言いすぎる。
    本音を語り過ぎる。
    時には、人を批判しすぎる。
    それは、駄目な酒なんだ。

    今は、反省し、心がどうも元気がないようだ。

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