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  • from: クマドンさん

    2019年05月28日 05時20分43秒

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    余計なことは考えない

    余計なことを考えない。
    さっさとやる。
    身体を動かす。働かす。
    その方が楽だなぁと、感ずる。

    朝は、どんなに眠くとも、3時50分に起床する。
    それから、白湯を飲む。
    腹ばいで本を読む。
    途中、うとうととして、何を読んでいるか分からなくなる。
    それでも、活字を追う。
    少し立ち止まって考える。
    「絶対的自己同一性」について、想う。

    涼しい朝だ。
    瓦にはぽつぽつと雨の跡。
    昨日の暑さには疲弊した。
    歳をとると気温の変化には身体が対応できなくなるらしい。
    異常に疲れる。倒れるほどだ。
    それでも、終わったら、ヨガに行った。

    きしきしと身体に負荷をかける。
    その負荷によって、腿や膝や股関節が悲鳴をあげる。
    それでも、きつい体制をじっと維持する。
    その内に、無心となる。
    何も余計なことは考えていない状況となる。

    空っぽになることで、楽になる。
    ああでもない。こうでもないとは、思わない。悩まない。
    今、目の前のことを、一つ一つ処理をする。
    ああしよう。こうすれば。とも、考えない。
    それは、その時に、考えればいいことだ。
    時々、ああ、どうしようと想うこともある。
    でも、悩んでも、心配しても何も変わらないことは、
    悩むことを止めにしている。

    「白い巨塔」の最終話を観た。
    膵臓がんステージ4。末期の願だった。
    一度開けたが、何も処置をせずに閉じなければならなかった。
    「執刀医に看てもらえるって、こんなに安心することなんですね」
    それは、その末期の余命僅かの患者になって分かることだ。
    私は、10時間の手術だった。
    死線をきっと彷徨っていたはずだ。
    全く身体が動かない。痛みに襲われ、それは、恐怖でもあった。
    その時だ。財前のように、医師や看護士の優しさを感じた。

    病んだ者しか、分からないことがある。
    母さんに電話して、話す財前。
    彼は、もうあの野望に燃えた財前では全く無かった。
    その時に、やっと彼は、本来の彼に還った。
    それは、死を前にしない限り、人には出来ないことなんだろうか。

    さてさて、時刻となった。
    また今朝も、ヨガをやる。
    丹念に時間をかけながら、身体と向き合い、自分自身と向き合っていく。
    ああ、無心だけなんだな。
    空っぽでいいんだな。
    何も考えてはいけないんだな。

    余生なんだな。
    それでは、一体何を働けばいいんだろうか。
    その応えは、きっといつか、私にも気付く時がやって来るはず。
    財前は、献体をした。
    私も、生きながらでいいから、献体をしよう。
    きっといつかその応えと出会うはずだ。
    その時は、潔く献体しよう。

    そのための私となるために、
    日々のルーテーンこそが、私の道場となる。

    余計なことは考えない。
    気持ちよく生きる。
    さっさとやる。
    独りでいい。

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