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親父たちよ

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  • from: クマドンさん

    2019/06/08 07:34:32

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    いのちは、続く。酒も、消えない

    二日間の休酒の後、飲む酒は効くようだ。

    今朝は、雨だ。
    新潟県も梅雨入りをしたとニュースで言っていた。
    やっぱり梅雨はいつもの年のようにやって来る。
    それは、自然がありのままのサイクルで回っているからだ。

    季節は確かに変わる。
    しかし、本当は何も変わっていないのではないだろうか。
    春が来て、梅雨が在り、夏に至る。
    それは、誰が何を想おうが、変わらないことだ。
    この季節の移り変わりは、大昔からも、これからも、ずっとずっと、
    続く。
    それを、永遠と呼べれば、きっと、そうなんだと私は想う。

    あの大山台のポプラもそうだ。
    冬には寒々と幹や枝だけが天に伸びていた。
    今は、濃い緑の葉に鬱蒼と覆われ、
    今は、小さな緑の山のような存在感だ。
    このポプラの命の巡りも、何も変わるものではなかった。
    確かに、日々新たに変わってはいるが、
    何十年間と、それは変わらず続けられた営みだからだ。

    我が家の小さな庭での実験だった。
    ビオラやパンジーの花を昨年の秋に植え替える時だった。
    プランタの中の枯れた枝葉だけの植物を、
    私は、「生きるのでは」と考えて、
    根から庭の片隅の花壇に植えた。
    さてさて、どうなることかと、時々その枯れた枝葉を見つめていた。

    するとどうだろう。
    その枯れたと思われたか細い枝から、
    ほんの数ミリの幼い葉が萌え出ていた。
    驚いたな。
    きっとこの植物は、根っこでしっかりとその命を繋いでいたのだ。
    他の植物もそうだった。
    根っこからなのか、土から直接に小さな葉を出し、
    今では、旺盛にその葉を茂らせるまでになった。

    こぼれた種から、芽を出すことがある。
    おや、こんなところにマーガレットが・・・。
    それは、種という命の為せるマジックだった。
    確かに「変わっている」ことは、事実だ。
    しかし、何も「変わっていない」ことも、事実なんだ。

    こうして目には変わったように見えることも、
    本当は、ずっとずっと続いているということを、
    私は、忘れていたのだと、季節の移ろいの中で想い出される。
    本当にそうだなぁと、感ずる。
    全てのものは、継承される。継続される。続けられる。
    その時、その歳、その季節で、
    その姿・形は変わっていても。
    それは、ずっとずっと続いていることのその瞬間の顕れに過ぎない。

    確かに、葉は落ち、花は枯れ、枝は寒々とする。
    しかし、春になれば、またまた、その内より蘇り、
    いつもの年のような姿・形となり、その生を謳歌する。
    そして、去る時節になれば、次の命をこの土に遺して、去って行く。
    自然とは、「変化」し、「続けられる」その繰り返しのことではないだろうか。

    するとだな。
    自然体であるこの私の身体と魂も、
    きっとこの自然の法則に則った一つの顕れではないだろうか。
    ならばだ。
    私も、きっと「変化」し「続けられる」一個であると言えるのではないだろうか。

    ああ、永遠の、今、ここ。
    それを信じられたら、「安心」なんだな。

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