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  • from: クマドンさん

    2019年07月14日 06時31分37秒

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    jazzstreetの夜は更けて

    jazzstreetの一日だった。
    まさかの午前11時スタート。
    それでもせっせと駆けつけて、
    ジャズフラ最前列pianoの真ん前。
    私の大好きな尾崎さん&矢川さんの真ん前だった。

    真昼間からのスコッチウイスキー。
    ここのブレンドが最高の味わいだ。
    今回の目的は、馴染みの皆様の演奏を聴くだけでなく、
    dramの圭さんの演奏を体感することだった。

    dramは、dramであり、ただのdramではない。
    それはただ単なるバックでの、リズムでもない。
    そこには確かに個を主張するインパクトが在り、
    歌が在り、想いが在り、メッセージが在る。

    そうしたキレキレのdramは、聴いていて爽快な気持ちになる。
    セッションはお互いの音の聴き合い、リスペクトのし合いなんだな。
    本当に一人一人がその音を大切に心を込めて演奏する。
    音楽は、音色なんだ。音の響きなんだと、最近改めて感じた。
    そういう感じ方で聴き入っていると、
    確かに、演奏者の想いが見える。伝わる。感じられる。

    その想いを共感し、共有し、共鳴しながら、自分の出番になれば、
    その一つの大きな想いに自らを委ねて、
    自分のパートでのその想いの音色と響きとを奏でて行く。

    そこにはただ感性だけでなく、
    いつもいつも研ぎ澄まされた考えと思考とが輝いている。
    いつも次の一手、この先は、どう展開するか、
    それは、ライブにその演奏者に委ねられている。
    個性的であればあるほど、調和し一体感の中での存在感となる。

    その役割のやり取りは、演劇の台詞のやりとりのような気がした。
    baseの五十嵐さんは、正にいぶし銀のベテラン役者の風貌だ。
    奏でる。紡ぐ。創りだす。
    それは瞬間瞬間の選択であり、決断だ。
    その緊張感と高揚感が、jazzにはある。

    創り出されるものと音とが、jazzではオンタイム、直結している。
    ここではplayerは、ただのplayerではなく、創作者でもある。
    そこに個性が顕れる。
    そこに個としての技量が明らかになる。
    もっているもの以上は存在しない。
    どれだけ深く、豊かにその人がもっている人なのかだと、私は想う。

    濱田道子さんのすごさは、そこだと感じている。
    彼女が描く一つは、はかり知れない深さであり、広さであるだろう。
    それは、きっと彼女自身にも探り得ない宇宙の果てだ。
    どこまでも行ける。どこまでも続く。
    それはどこまでもあり続ける大きな一つなんだと思う。

    その大きな一つを、セッションで追究する。
    互いの音にリスペクトしながら、インスパイアされる。
    そうか、そうだ。そうだったんだ。
    そこから、次の音は、生まれる。誕生する。音に成る。

    圭さんのdramには、今、ここ、がある気がする。
    dramの音が、音なんだ。
    あのリズム・テンポ・間合い・変化。
    その瞬時の音の展開に魅せられる。本当に魅せられる。

    私は、dramが好きだ。
    というか、dramのplayerに惚れている。
    若林さん、内山さん、そして、圭さんだ。
    それは、私がdram的な人間であることと、
    あの立ち位置、役割感が何だか好きなんだなぁ。だった。
    バイプレーヤーは、バイプレーヤーとして輝けばいい。
    その己に徹し、個に徹し、正に哲学する人のように音を叩きだせばそれでいい。
    それができる人が、圭さんだと尊敬の眼差しだ。

    新発田出身のvocalの山崎裕子さんは、美し過ぎた。
    声に艶があり、歌声が心に響いた。
    私は最前列で見上げてぼーっとしていたな。
    彼女のjazzstreetデビューに立ち会えた幸運だ。

    トロンボーンの上越のプリンセスは、
    クラシックのの人だった。確かに音が楽譜の音符だったな。

    そして、今回の大発見は、pianist小杉寿男だった。
    この人、音楽で生きている人。降って来る音に指が追い付かない人。
    本当に感性のまま音を奏で続ける人。音楽が好きで好きでたまらない人。
    いつまでもいつまでも弾き続けられる人。不思議な人。遊びの人。無邪気な人。
    あの音は、何だの人。一音で心を奪われる人。生まれ来る音に感動する人。
    モーッアルトは、きっとこういう人だったんだなの人。

    私は、このピアノの音に言葉を失い、絶句した。

    やはり、最後は濱田道子さんだろう。
    今回は、3つのステージをはしごした。
    いかったなぁ。素敵だったなぁ。
    その時のvocal渡辺直子さんのベテランの味わい。
    saxの若い母親であるはやかわよしこさんの哀愁のある豊かな音の響き。
    本当にありがたい出会いの一日だった。

    昼食は、あき乃で小千谷蕎麦に蕎麦焼酎2杯。
    それから、ワイン・スワンレークと、飲み続けた。
    午後7時、私は、本日の予定を全て終了し、帰宅するためバスに乗った。

    一つの心残りは、田中トシユキさんのジャズフラに、
    満員御礼で入れてもらえなかったことだ。ごめんなさい。次は、必ず。

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