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from: クマドンさん
2019/08/18 06:24:29
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遊びは、トライアスロンのようなものだ
さてさて、またまた遊びのトライアスロンだ。
過密にこうして次々と隙間を作らずに予定を入れ込む。
どうやってその間を移動するかの計らいだな。
9時に萬代橋袂のスタジオでヨガだった。
noesumのTシャツを着て来た。
マスターのMさんは、元ここの舞踏家さんだ。
だから、このスタジオに来たようなねの。
とにかく広告塔とならねばならない。
年間5000万円を何とか新潟市に認めてもらわねばならない。
そんな思いでひのTシャツを着ている私。
家に帰ってから、パソコンで一つ原稿を仕上げだ。
これで日曜日の準備はOKとばかりに、
頭に黄色のタオルをかぶり、サングラスと、短パンサンダルで、
バスに乗って本町に向かった。
40度越えを体感すると、37度も涼しく感ずる。
暑さの日は、熱湯風呂がお勧めだった。
さて、本日はユリの花束をもって小千谷蕎麦の名店「あき乃」だった。
いつもの席に座って、蕎麦焼酎だった。
残念ながら、蕎麦湯がまだなかったようで、ただのお湯割りでも、
この「雲海」という焼酎の味は絶品だった。
味わうと言うことを、この蕎麦と天ぷらで学んだ。
味わうとは、蕎麦と天ぷらと語り合うことだ。
だから、何も読まない、誰とも話さない。
一切の雑念を払って、蕎麦と天ぷらと向き合う、語り合う。
その御供は、二杯の蕎麦焼酎だった。
ほろ酔いが、いい。
それもまだお天道様の高い高い、この午後の日差しがとても好きだ。
道行く人たちに笑顔になれる。好きになれる。いいなぁと想える。
酔っぱらい。黄色のタオルにサングラス。短パンにサンダル。
なかなか決まったいで立ちなんだな。
そして、沼垂に向かった。
万代シテイーから四つ角まで歩いた、歩いた。
しんこ屋で黒澤監督の名画「生きる」の上映だった。
Mさんがそこに居た。
中学校の教師であるNさんが、丁度そこにやって来た。
「これから、Sさんに沼垂と新発田藩のかかわりについてレクチャーしてもらいます」
Mさんは、新発田の中学校の生徒たちにその沼垂を学ばせたいためのリサーチだった。
それの案内を私が頼まれたのだ。
彼は、昨年膝に大怪我をして手術だった。
三か月間休職をしてのリハビリだった。
私がそうだったが、彼はきっと身体に障害のある人たちの気持ちが分かる人になった。
二人して真っ黒な顔である。
Sさんから、何でこんなに詳しく知ってんだと驚きの話を聴いた後、
二人の沼垂珍道中だった。
あらかた観た後で、汗をかきかき、歩くのにも疲れたので、ビールにすることにした。
沼垂テラスの小さなお店を除いたら、
店頭の冷蔵庫の中に越後ビールの黒ビールとスタウトの小瓶だった。
「ビール、飲めますか?」笑顔で可愛い女性の店員が「どうぞ」だった。
出来立ての杉の無垢のカウンターだった。
椅子も杉材での手作りだったる
クラフト感満載のこの店のオーナーの彼女は、
東京出身で、糸魚川に2年間暮らし、
そして、8月10日にこの店をオープンしたばかりだった。
街歩きは、これがあるからやめられないんだな。
オーガニックの食材を厳選して10種類以上の料理のプレートが1200円だった。
それお山賊のような男二人がシェアして食べた。
彼もつい最近甥っ子の家がある糸魚川で遊んで来たばかり。
話が合う合う。とても素敵なフロンティア精神豊かな女性だった。
この店そのものに、この店主の人柄とこだわりが感じられた。
彼も私もとてもとてもお気に入りになったが、営業が5時までだった。
「やっぱり、夜もやろうな―かなぁ」「ぜひ、ぜひ。ぜひ、ぜひ」だった。
それからゲストハウスの「ゆい」を除き、写真集の専門店に入った。
みな女性が開いた宿であり、店だった。
この人たちのフロンティア精神とやる気と行動力には、
何だかどんと後ろから励まされる気がする。
在る時、「やりたい」と、思い立つ。
普通は、そこでやれない困難を数えて、その想いを打ち消したり、諦めたり。
しかし、やっぱり、やろう。自分の人生で後悔はしたくない。
やってしまえ。やりながら考えよう。
そうした女性が、この沼垂の新しい文化を創りつつある。
その輝きは、62歳になろうとする叔父さんには、とてもとても眩しいものだ。
彼と私も、それぞれ置かれた職場でフロンティアだった。
だから、叩かれたこともあり、批判されたこともある。
何もしない人たちは、そんなことは絶対ないが、目立った人たちの頭は叩く。
それでも、飄々とやり通して来たから、私には何一つ悔いは無かった。
あの時、忖度をしたり、周りを見たり、言われたくないからと、諦めたら、
今の、彼と私との付き合いはないだろう。
お互いにやんちゃに生きて来た。
あっちにはNさんがいる。こっちには、クマが居る。
お互いにおもっしぇことだけやり続けた。
写真集のお店の美しいお嬢様が心を込めてコーヒーを淹れる。
その香しい香りを感じつつ、親父二人は、そんな話に打ち講じた。
「いかった。今日は、来ていかった。」と、彼は大満足だった。
それだけ、今の沼垂は何かが生まれようとしている胎動の時期なのだ。
フリーダム・クオリティー・フロンティアスピリット。
子どもたちに教えたいこと、心の底から身に着けさせたいことだ。
それか、これからの厳しい時代を自分らしく生き延びる力なんだ。
彼も、私も、これだけで生きて来た。
だから、何も言わなくても、心の深い深いところでの信頼感だ。
Nさん、足が治ることを心から祈っているよ。
さてさて、演劇の時刻が迫った。
7時に東区プラザだ。沼垂にまだいる。6時5分。
まず、バスで帰ろう。それから、自転車でプラザに向かおう。
どう考えても数分の遅れが命取りだ。
とにかく我が家に帰る・・・。
演劇についての話は、後日にする。
無事に演劇を鑑賞し、我が家に生還したのは9時だった。
これが、ある土曜日の私の遊びのトライアスロンだ。-
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