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  • from: クマドンさん

    2019年09月29日 06時26分05秒

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    アイルランドに快勝だ

    ラグビーで日本がアイルランドに快勝だった。
    歓喜・歓喜・歓喜だ。
    超満員のスタンドの観客だけでなく、
    こうしてラグビー初心者のファンであるわたしまで、
    とにかくあの男たちの身体と身体とのぶつかりあい、せめぎ合いに、
    何だか魂を奪われたように夢中になっている。

    私は、基本的なルールしか知らない。
    私はアメラグはやったことがあるが、ラグビーはやったことはない。
    もし、高校にラグビー部があったら、やってみたかったかもしれないが、
    新潟市にいる私には、その機会はやはり少なかった。

    そんな私が、こんなにも無我夢中になって試合に没頭するのは何故なのか。
    それは、男たちのただただ前へ、前へと向かうその姿勢にあるようだ。
    あの楕円のボールを受けた者は、
    真っ直ぐ前に突進する。
    百キロを超える巨体が前に立ちはだかり、
    強烈なタックルを受ける。
    そして、倒される。しかし、ボールは後ろで味方に渡す。

    そのボールを受けた男は、また、突進する。
    また、タックルで倒される。
    それでも、そのボールを味方に渡す。
    時には、キックを上げて敵陣に単身飛び込んでいくこともある。
    相手の隙をぬって、ステップを刻み、ランで走り抜けることもある。
    瞬時に状況を判断し、意思の疎通をとり、連携して全員が動く。

    倒されたら、直ぐに起き上がり、ガードに入る。
    どんなに疲れ、身体が傷んでも、
    相手の突進は、自らの身体をはって止めねばならない。
    怪我と激痛との恐怖心はいつもある。
    それでも、アドネラリンを爆発させて、勇気をもって相手に向かう。

    闘いが始まれば、休むことはできない。
    ただ只管、只管、走る。ぶつかる。タックルする。
    転んでも、転んでも、また起き上がる。
    「苦しい時こそ力を出せる練習を積み重ねた」と、解説者の言葉だった。
    相当過酷な練習を選手たちは自らに課した。
    そして、それを苦しみに耐え、全うしたからの勝利だった。

    チャンスは、いつ訪れるか分からない。
    だから、その稀有なチャンスを期待しつつ、ボールを運ぶ。前に進む。
    私は、そうした彼らの闘う姿から、「勇気」をもらう。
    そうなんだ。
    闘う男たちの懸命で直向きな姿から、
    私は、生きて行く「勇気」をもらっているような気がする。

    人生を、ラグビーのように生きる。
    今は、どんどんいろいろなことからリタイアして、
    世間から後ろ指をさされつつも、
    いろいろなしがらみを捨てている私だが、
    この闘争心とでも言うのか、前に進む勇気とでも言うのか、
    そことは、捨ててはいないと自負をしている。

    向こうからやって来るものがある。
    きっと向こうから「これだ」と思える何かがいつか必ずやって来る。
    その日が来たら、躊躇なく、それを受ける。
    そんな日が、きっとこの残された人生の中でも来ると信じている。

    その時なんだな。私の真価を試される時は。
    「そんなこと、どうして私がしなくてはいけないのか」
    「もう歳だから、そのことは他の人にお願いしてください」
    「身体が続かないから、無理なので遠慮します」
    ではなく、そのことは、誰かがやるべきことなら、
    そして、誰も、そのことの成りてがないことなら、
    「お受けします」と、逃げずに、受けることだ。

    それが、本当の私にとっての「勇気」なのだと思っている。
    しかし、ある委員では、私が予定外のフルタイム勤務となり、
    なかなかその仕事を全うできず、無責任にも一期で終えることとなってしまった。
    このことは、本当に申し訳なく思っている。
    だから、私にはできないことや、やれないことからは、手を引いた。
    これ以上、ご迷惑はかけられないからだ。

    それでも、そうであっても、向こうからやって来る仕事は、
    やるべきだと、自分では思っている。
    他に適任の人が居れば、ぜひ、ひの人にその任についてもらいたい。
    「誰もやる人がいなくて困っている。何とかならないか」と頼まれてやったら、
    確かに、ぼろくそになってしまったが、
    それでも、誰かがやらねばならず、その成り手が居ないならば、
    繋ぎだけでもできるのではないかとは思っている。

    自分がそのボールを託されている間は、しっかりとそのボールを保持する。
    しかし、倒されたのなら、そのボールは確実に味方に渡す。
    そのボールを繋ぐ。
    その繋ぐことの勇気と使命感だな。
    それを言える私ではないが、やっぱり全日本の闘いを見て、鼓舞された。

    ラグビーは、人生だ。
    それは、倒されても、倒されても、また、立ち上がり突進する。
    その繰り返ししか、前に進む道はないからだ。
    どんだけ私も、世間の荒波に倒されたことか。
    それでも、今、ここに生きている。
    そうした、日々を生き抜くための勇気を、
    私は、闘う男たちの姿から学ばせてもらっている。

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