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  • from: クマドンさん

    2019年12月18日 05時37分54秒

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    本番は22日㈰14時 北区文化会館だ。

    合唱の練習だった。
    やっと全曲を歌うことができた。
    その内の三曲は、これからとにかく練習・練習だ。
    自分のものになるまでは、繰り返しの練習しかない。

    私は、楽譜を読めるが、楽譜で音をとれる人ではなかった。
    だから、いつも歌える人の隣で歌う。
    音程を耳で聴く。
    その音を同時に私の音とする。
    その繰り返しの中で、ぶれていた音が少しずつ修正される。

    音とりで半音の違いが難しい。
    自分では出せていると思っている音なのだが、
    どうも微妙に届かない、ずれがある。
    そうした音の違いを指導者から指摘され、修正する。
    練習とは、その作業の繰り返した。

    自分の身体に沁みこませるためには、
    しっかりとその音を記憶する必要がある。
    記憶と言うか、その音の流れから自然にその音が歌われる。
    つまり、どこから歌い始めても、
    その音を正確に歌えるという、何と言うか音との一体感だ。
    そこまで、身体に音を練り込まないと、
    コンサートでは、自信をもって歌えないものだ。

    私は、合唱を長くやっていたおかげで、
    ある日、ある時から、声の響きが質的に違って来たことを実感した。
    バリトンの声は、少し高い音でも伸びのある響きとなって歌われる。
    それは、喉の開け方。身体の開き方。鼻の奥・目の間での響かせ方等、
    実は、この身体を意識してコントロールし、
    また、その機能を高め、熟成させた結果出せる音だった。
    それは、長年の練習で身に着けた賜物だった。

    バリトンの響きで、声量もあるので、混成では歓迎される。
    合唱男性の人口がそもそも少ないからだ。
    北区の合唱団でもその台所事情は同じだった。
    人から物の数にも入れてもらえないこのクマさんは、
    混声合唱だと、なくてはならない人となる。
    先週の土曜日の特訓は、練習に来ない私のための特訓でもあった。
    私が、歌えば、合唱の力となれる。土台となれる。
    そのことを、私は、感謝している。
    こんな私も、役に立つことができるからだ。

    同じ合唱団の男性は、人生の先輩・達人だらけだった。
    合唱一筋。
    いぶし銀の響きだった。
    60代・70代をこうして歌い、それを生き甲斐としている人たちが、
    私にとっての人生の目標でもあった。
    「かく、生きたい」
    私は、合唱を楽しむ先輩たちを、これから人生のモデルとしている。

    そして、改めて思ったことは、一つのことを続けることの大事さだ。
    好きなことを見つけたら。そのことをやって楽しいと感じたら。
    そのことを学び続け、やりつづけることが大事なんだと言う自覚だった。

    いつからそれを始めてもいい。
    若い時から始めらたら、それはそれでいいとも思う。
    しかし、本当にいつから始めてもいいんだな。
    60代になり、面倒だとか、恥ずかしいだとか、今更だとかは思わない。
    そう想ってしり込みし、諦めたことに、
    本当に深い人生の喜びがあったかもしれないではないか。
    だから、私の好奇心が旺盛な内は、何でも気が向いたらチャレンジする。

    この合唱もその1つ。
    35年前に出会った「メサイア」合唱協会に参加したのが、事始めだった。
    登山も山賊会を創ってから、はや30年たとうとしている。
    書道もそうだった。蒲水先生に出会ってから、既に40年だ。
    それは、ずっと続けていたというわけでもなく、
    途中に長いお休みと、ブランクはあった。
    それでも、こうして歌を歌い、時々山に登り、子どもたちに賞状を筆で書く。

    ヨガも、その私の人生の無くてはならない一つとなった。

    私は、自分が楽しいと感ずることは、続けられると思っている。
    そして、全力で歌い終わり、へとへとになって椅子にどんと座る時、
    何だか「やりきった」の達成感を深く深くで味わっている。
    だからこそ、お仕事をへとへとに疲れ切ったからだでも北区文化会館へ向かい、
    歌をうたっているのだと、昨日は思った。

    とにかく、この声には期待がかかっている。
    本番に燃え尽きるまで歌うために、
    この四日間が大事な日々となる。
    とにかく練習・練習・練習ありきだ。

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