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  • from: クマドンさん

    2019年12月28日 07時37分03秒

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    22日㈰緊急入院

    予想されたクマの反応。
    22日の夜中2時頃、突然鳩尾に激痛が走った。
    ギュウと握り潰されるような痛み。
    耐えられずもんどりうち、呻き、葉を食いしばり、耐えた。
    三回の激痛の波。
    それが20分近くも続いた。
    「こうきたか・・・」と、何だか薄れる意識で、死も考えた。
    「まぁ、いいか・・・」と、この痛みなら「もういい」と感じた。
    「四回目が来たら・・・」と、私は、救急車を呼ばないことにした。
    その日が、北区文化会館の「歌の祭典」の当日だったからだ。
    「入院してしまったら・・・」と、四回目の来ないことを祈った。
    そして、それは、来なかった。
    鎮まった。静かになった。あの激痛が嵐のように去って行った。

    私は、朝、新潟駅まで妻に車で送ってもらった。
    豊栄行きの快速電車の中で、「牡蠣かぁ・・・」と、気付いた。
    そして、一緒に牡蠣小屋で牡蠣を食べたAさんにメール。
    直ぐに返信が返って来た。
    「昨日、一日寝てました。吐きました。」だった。
    「こりゃ駄目だ・・・・・。」と、豊栄駅で合唱の仲間に電話した。
    「牡蠣に当たったかもです。今回は残念ながらです・・・。」と。
    その時、すさまじい寒気に襲われていた。
    「何で、私は、ここに、居るのか・・・・」。
    帰りの内野行きは、20分も待たねばならなかった。
    寒気と寒さにガタガタ震えながら、電車を待った。待った。

    新潟駅からタクシーで帰った。
    必要なものは自分で準備した。
    救急車を呼んでもらった。
    すぐ裏が消防署なので、あっという間に救急車だった。
    私は、車内のベットに寝かせられた。
    これが何度目の救急車だろうと、遠い意識で考えた。

    「救急搬送をお願いします。・・・当番医が居ない・・・。」
    「62歳男性激しい腹痛を訴えています。・・・・えっ、ベットか空いていない。」
    「これからそちらに搬送したいのですか・・・。担当が違う・・・。」
    「あの、以前そちらの病院に罹ったことのある患者さんさんですが・・・。」
    「あの、A病院。B病院。C病院と、断られてそちらをお願いしているのですが。」
    「またすみません。どこも受け入れてもらえません。そちらでは・・・。」
    「元患者さんでも3年経ったら関係が無い?・・・・」
    「先ほど電話した〇〇です。どうしてもお願いできませんか・・・。」
    「担当の方が来るのが午後から・・・ですか。他を聴いてみます。」
    「あなたね。こうして頼んでいるのに断るんですね。名前を聴かせてください。」

    こんな救急隊員の方の話を、痛みと寒気の中で聴いていた。
    その時、体温は39.2度だった。40度近い発熱になっていた。
    A大・B病院ともに緊急医療対応の大病院だ。断られた。
    C・D・E病院は地域のこれも救急病院だ。断られた。
    F病院は、遠く西区の病院だ。断られた。

    これが、聴いてはいたが、あの病院のたらい回しだった。
    「クマさん、やっと決まりました。B病院が受け入れてくれます。」
    「これから、そちらに向かいます。」
    その声を聴いたのは、このベットに寝かされてからジャスト1時間だった。
    もし、私が生きる死ぬの病人だったら、
    きっとこの場で、ご臨終だったのかも知れないかった。

    さてさて、私は、そんなこんなでやっと、B病院の緊急処置室に運び込まれた。
    一緒に付き添ってくれた息子も安堵したようだった。
    実は、私の心のどこかに、やっぱり「死」を感じていたからだ。

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