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  • from: クマドンさん

    2019年12月28日 08時24分06秒

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    60台をいかに生き延びるかの術とは

    昨日の夕方、長男が迎えに来てくれた。
    退院だった。
    ちょうど入院してから6日目になっていた。
    肝臓の数値も正常になり、午前中の血液検査も異常なしだった。
    しかし、未だに原因不明。
    医師は、内視鏡の手術を勧めたかったが、諦めた。
    私が、普段の私に回復したからだった。

    今回は、突然のことで空き病床が無く、
    やむなく個室となっていた。
    一日6,600円の別途料金が加算される。
    禁食が9食だった。
    その間、点滴の水分と栄養とで生かされていた。
    だから、ここに居ざるを得なかった。
    個室の費用だけで、39,600円。

    事務員の人が、概算をもって来た。
    計117,726円だ。
    それを6日で割ると、何と一日当たり19,621円となる。
    そして、私は臨時の講師の為に、
    休んだ分は欠勤扱いで、その日は無給となってしまう。
    つまり、その間の稼ぎが無く、一日2万円近くの出費だった。

    まず、学んだことは、この現実の厳しさだ。
    生き帰るために。蘇生するために。再び普通の身体に戻るために。
    入院するとは、こうした経済的な負担を課せられるとうことだ。
    ここには、医療費だけでなく、
    ここで生活するために必要な全ての経費も含まれている。

    また、この入院の為に新たに購入した日用雑貨もある。
    そして、入院中のテレビと冷蔵庫にも1枚千円のテレビカードだ。

    ああ、身体を壊さねばよかったと、その請求書を見て考えた。
    しかし、実は、私は、今回のこの突然の入院を、
    自分自身にとっては、天恵だったと思っている。
    あのまま、あの気持ちのまま、もし、今を生きていたとしたら、
    こんなことでは終わらなかっただろうと、予想されるからだ。

    ここにも記したが、12月に入ったからの二週間は、
    本当に超過密なスケジュールだった。
    それを決めたのは私だし、それはそれでよしとしていた。
    しかし、この62歳の身体に許可をもらってはいなかったようだ。
    身体に聴けと言いながら、
    自分が身体に聴くことをすっかりと忙しさの中で忘れ去っていた。
    その結果かが、これだった。

    つまり、このことで学んだことの1つは、
    病気になることとは、経済的な負担がとても大きいということだ。
    私は、こうした6日間で幸いにも退院できたが、
    もし、このまま何カ月も入院が続いたら、
    その費用だけでも相当な額となって行く。
    そして、その間、仕事が出来ない。稼げない。蓄えがどんどんと減って行く。

    そう思うと、やっぱり健康が何よりなんだと、つくづく感じた。

    それと、歳相応に身体が衰えているのだから、まずその現状を理解して、
    その程度に見合ったことを行うことだと言うことだ。
    「無理」は、絶対に効かない身体になった。
    「休養」を求める身体となった。
    「内臓」が衰えた身体となった。
    その自覚を持ち、その身体に見合った生活をすることが、
    何よりも健康の秘訣なんだと、体験を通して学ばせられた。

    日々の食事も大切だった。
    カロリーを考え。脂っこいものは少なく。栄養のバランスを考え、
    和食中心の献立で、八分目にする。
    酒は、ほどほど、辞めろとは言わないが、適量で席を立つ。
    就寝は早目にして、睡眠時間をしっかりと確保する。
    ヨガ等の運動を継続し、体重の減量と維持を図る。

    こうした注意を怠った時、
    私の身体は警告を発する身体となっている。
    だから、高くはついたが、原稿大学の学費だと思えば、安いものだ。
    本当に身体を通して、痛みを通して、
    私は、60代をいかに生き延びるか、その術を学ばせてもらった。

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