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  • from: クマドンさん

    2019年12月29日 08時15分25秒

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    病室の午前中のルーテーンだ

    ルーテーンを決める。
    ルーテーンを実行する。
    そのことは、N大に二カ月間入院した時に学んだことだった。

    病室と言う限られた空間に置かれている。
    移動ができるようになってからは、
    点滴が散歩の友となる。
    しかし、移動できる空間・範囲は限られている。
    全く外気には当たらない空調の中だけの生活だ。
    かっては、大部屋でそれをした。
    しかし、今回は幸運にも個室でそれができる。
    一日6,600円は、道場での生活費・入門料と考える。
    その分、魂にとってよき成長の日々となす。

    朝は、4時に目覚める。
    FMで「ラジオ深夜便」「明日への提言」を聴く。
    さまざまな仕事に携わり、さまざまな人生の発見をし、
    その気付きを言葉にして伝える人たちが、ラジオで語る。
    人生の師からの言葉は、何よりも心に響く言葉となる。
    「癌で余命宣告をされた医師の話」を病室のベッドで聴くことのリアル感。

    5時「弾き語りフォー・ユー」を聴く。
    ピアノの弾き語りだけでなく、深い深い魂の歌に出会うことがある。
    歌は、誌である。歌は、慰めである。歌は、癒しである。
    そして、何よりも歌は、励ましであり、涙でもあった。

    5時f半「ヨガ」で身体を動かす。目覚めさせる。
    ベッドの上の狭いスペースだ。
    点滴の管が左手の手首に刺さっている。
    出来ることは限られていても、限られたことをやって楽しむ。
    身体のあちらこちらが気持ちよく伸ばされ、曲げられ、癒される。
    まず、身体の気持ちよいことを行う。

    6時テレビの番組表で一日の番組を総ざらいする。
    その中で、幾つかの番組をチョイスして、メモに書き留める。
    6時からはBS「グレート・ネィチャー」
    6時半はらは、「グレート・トラバース」
    7時からは、「麵の匠」だった。
    私はここに居ながら、チリの活火山の火口に立ち、
    福岡の山に登り、東京中野の蕎麦屋の名店のカウンタに座る。
    それは、何だかみんな向こうのことではなく、
    我がごととして感じられた。

    7時半朝食。
    全ての音を消し、お祈りをして、お粥に礼をする。
    ひと口入れて、その微妙な味わいを、黙って味わう。
    見えるお粥。薫るお粥。温かなお粥。
    それを口に入れると、甘いご飯の味のお粥となる。
    その後は、私の身体のお粥となる。
    そうだった。味わった後は、私となるのだ。
    そして、このお米は、大地とお日様と風と雨と水との恵み。
    そして、丹精を込めて育てた農家の人の想いの結晶。
    そして、ここで美味しく焚いてくれた人たちの仕事。
    全てが在って、このひと匙のお粥が在る。
    そのお粥が、私の身体となり、私が生きる。
    私は、そのお粥で、このお米が育った大地と繋がった。

    8時から9時まで、読書。「無心について」
    本当に「無心」そのものになりたいと願っていた。
    しかし、これがなかなか難しい。

    9時からBS「空遊・中国の旅」?
    この番組は面白かった。
    三蔵法師の旅・空海の旅・孔明の旅。
    何と中国とは雄大なる大地なのだろう。大陸なのだろう。
    やっぱり日本は島国だったとよく分かった。
    中国のあの大地と山脈と大河の旅をいつか必ずと新たな夢だった。

    そして、10時から我が師である小千谷のSさんと電話で対話。
    これも病室からの対話であるから、
    互いに発見や、気付きに充ちて、幸せ感満載の対話となった。
    1時間余り、あっという間の出来事だった。
    その対話を終えてから、暫くは、ぼーっと過ごす。
    魂の糧を反芻する。

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