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親父たちよ

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  • from: クマドンさん

    2020/01/17 05:29:08

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    変わったら、変わったままに

    何だろうなぁ。
    あの突然の緊急入院以来、確かに、何かが変わった。
    それは、ただ単に身体だけのことではないような。
    何か、生き方の方向性の変化でもあるような。
    何だか微妙な心境である。

    現場での仕事を再開してから、二週間がたった。
    いつもいつも思っていることは、
    自分の心と身体とに負荷をかけ過ぎぬことだった。
    だから、日々を繊細に、慎重に生きている。
    だから、始業50分前間出勤をする。
    まだ同僚が少ない静かな部屋で、一日の段取りを組む。
    そして、さくさくと仕事を進める。

    それから、自分ではどうにもならないことは、
    さっさと諦める。そのままに任せる。何とかなると考える。
    だから、余計な介入はしない。
    おせっかいも辞めた。
    パソコンを打ちながら、我関せずのことは、黙ってスルーする。

    感情を乱さない。つまり、いつもいつも平常心を保つ。
    これは、至難の業であるが、修業の目的としていることだ。
    感情を乱す要因の一つに、怒りがある。
    「何でそうなんだ」「何で分かってくれないんだ」と、
    怒りが突如内から湧き出ることがある。
    すると血管がシュッと収縮して、血圧ががっと上がる。
    イライラとして、感情がぶれる。乱れる。収拾がつかなくなる。

    それを、やめる。
    それは、自分が今コントロールできることか、そうではないことか、
    客観的に見て、認める。仕分けする。
    コントロールできることなら、感情をぶらさずに、
    さっさと具体的な行動を行い解決をする。
    人に言われるのではなく、私が率先して動く。やる。作る。
    出来ないものに対しては、「まぁ、いいか」と言う。
    だから、そのままにする。
    なかなかできないが、そのままにしてほっておく行動パターンを身につける。
    「かかわりにならない」ことだと、その場を離れる。

    食事の量にも気をつけている。
    八分目に盛る。おかわりは最小限で。ゆっくりと食べる。
    一つ一つの食材の味をしっかりと味わう。
    これも入院生活で身に着けた食べ方だった。

    私は、この身体を自らの意志と配慮とで維持をしていかねばならないと知った。
    それは、私には胆嚢が無く、胆管が腸に直接縫合されていて、
    そのために、在るべきはずの胆管の弁が無くなっているとのことだった。
    つまり、腸から直接、細菌が逆流しやすく、炎症を起こしやすいとのことだった。
    つまり、内臓に不具合があるから、
    その不具合をいつも想定して食事をしなければならないと云うことだった。
    その内臓の障害も、「そうですか」と、ただ受け入れた。

    そして、夕方になると過剰なる疲労感と睡魔だった。
    眠気は、確かに3時半に目覚めていれば、当然の生理的な現象だろう。
    しかし、この疲労感は、やっぱり数年前の私の身体とは、
    格段の違いを日々感じている。

    昨日は、東区ボーイズの合唱練習の日だった。
    はなみずきのコミセンに午後7時に集合だった。
    退勤してから2時間近くあった。
    しかし、昨日は薬が無くなったので病院に行った。
    そしたら、もう疲れて疲れて、「今日は、行けない。お休みだ」となってしまった。
    ここで、「無理」をしない。
    本当にそういう身体になっていた。
    「今日は、早めに床に入ろう」と、
    酒を飲んで、布団に入った。

    何だろうなぁ。70代だった父の日々が思い出された。
    父は、いつもいつも炬燵の中でじっとしていた。
    そうだったなぁと、思う。
    そして、きっとこうだったのだろうなぁと、分かるように私がなった。

    だから、黙って、とやかく言わず、そんなものだと、受け入れた。
    これではいけないとは思わず、ああそうですかと、それを許した。
    今日は、休養日としますと言えば、そのまま何もしないで就寝とする。
    酒は、そこそこにする。
    ストレスと疲れを溜めない。
    そのためには、余計なことにはかかわらないことだ。

    大人しくなったなぁ。元気がなくなったなぁ。それでいいのか。
    とは、少しは感ずる。
    でも、辞めた。手を引いた。リタイアした。
    すると、身の丈に合った生活となり、すっきりとした。楽になった。

    あの幼い人たちは、何を言っても変わらない哀れな人たちだ。
    そう想い、腹を立てることをやめて、目を閉じた。
    夜中に最近目覚めなくなった。
    こむら返りも起きなくなった。
    何かが少しずつ変わっている。
    ただ、そのことを、そのままに、受け入れる。
    「ええーーよぅ」と、そままにする。

    やっぱり歳をとったと、これを書いて改めて思った。

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