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親父たちよ

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  • from: クマドンさん

    2020年01月26日 07時51分19秒

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    演劇と映画のはしごだぜ

    昨日、曇りではあったが、気持ち善い一日だった。
    こうなると家でじっとしていられなくなる性分だ。
    妻は、何と十日町の朝市にチンコロを買いに行くと言って、
    朝、車で出かけた。
    ならば私も・・・ではないが、大事な観劇を思い出したのだ。

    60歳以上の男女による演劇集団が、
    私が尊敬する笹部さんによって創られた。
    そして、台本と演出を笹部さんが行って、
    ワークショップの発表公演として「瞼の母」が上演されたのだった。

    このことを知ったのは、朝の村上のTさんのFBだった。
    「えっ、今日だったっけ」の驚きだった。
    それから、映画「キャッツ」も観たかったので、
    どうやったら、この二つをはしごするかの思案だった。
    そして、その答えが出たので、私は早速行動に移ることにした。
    決断したら、早いのが私だった。

    ランチを、TETTOで食べることにした。
    ここには、私が心から敬愛し、リスペクトしている、
    元noisumのダンサーAさんが、アルバイトで仕事している。
    カウンターの向こうに皿をふいている彼女がいる。
    まさに、熱烈なファンとしては、至福の時だった。
    ここでお話しができる感動。
    ワインと大盛サラダを食べながら、連発する親父ギャグ。
    それに美しすぎる笑顔で応える彼女の何と愛くるしいことか・・・・。

    レジで、彼女に私は、語った。
    「私を、あなたのファンクラブ第一号と認定してください」
    「そして、その1号を永久保存としてください」と。
    そう言う私は、本気だった。本当に、本気だった。
    愛媛県の多治見の出身だと聴いた。
    オレンジ色のミカンをいただいた。
    これを食べるわけにはいかないなぁ・・・だった。

    それから、りゅーとぴあで「瞼の母」だった。
    私の幸運はここにあった。
    満員の席なのに、能楽堂の舞台脇の2列目が空いていたいた。
    奇跡のような話だった。

    そして、奇跡は、この舞台に舞い降りて来た。
    あのチンドン隊のすさまじい個性と存在感とパフォーマンス。
    まさに、その空気に飲み込まれ、唖然として、圧倒された。
    本気で舞台での出番を楽しんでいる。
    みんなで何かを醸し出し、創り上げいく。
    そのパワーと演ずる人たちの迸る喜びとに、
    もっていかれてしまうのだった。

    秀逸は、忠太郎と母親との場面だった。
    あの二人の長台詞に、私は惹きこまれた。
    どんどん忠太郎と彼を捨てた母親との気持ちに同化した。
    何だか、本当に、その場に立ち、その場面をかたづをのんで見つめていた。
    何だろうと、思った。
    天から降りて来た二人の演技は、神がかり、一瞬も目も心も離れなくなった。
    こんなにも役者さんの演技に魂が惹きこまれるものなのた。
    私は、舞台の醍醐味と存在とを、この二人の演技から教えられた。
    「これが、私に、できるか」という「問い」だった。

    「春のホタル」の懐かしいメンバーに再開した。
    みんなはこうして、演劇を続け、舞台で生きていた。
    羨ましいと心から思った。
    私も、いつかいつかまた舞台に・・・。叶わぬ夢かな。

    りゅうとから、Tジョイのまで歩いて20分だった。
    上映時間にはまだ10分あったので、菊水一番搾りを買った。
    映画「キャッツ」は、あれだけ期待していたのに・・・。
    何だかその展開と音楽と設定についていけずに、
    途中で席を立ちたくなった。
    そこで描かれているドラマと、私は、違った。
    だから、その物語に同化できず、感動できない。
    確かに美しい映像だ。主役の彼女の踊りは秀逸だ。しかし、・・・。

    だが、奇跡は、ラスト5分間に待っていた。
    「メモリー」を歌いながら天に昇り、新しく生まれ変わる彼女の姿。
    この瞬間に魂と身体とは震えた。涙が溢れた。「きたーーーー」だった。

    その頃、既に相当な酩酊状態だった。
    それなのに、最後のしめでシンさんのお店に行った。
    サムライロックを飲み、演劇と映画の話だった。
    「ああ、役者、やりてぇーーーなぁ」
    「じゃ、やればいいですよ」だな。

    帰って夕食を食べ、どうしても観たい土曜ドラマのためにテレビをつけた。
    それから、私の記憶は飛んでいる。
    目覚めたのは夜中の1時だった。
    私は、ドラマ「心を癒す」を観た記憶が未だにないのだ。

    今日も朝日が眩しい。
    深い水色の空が見える。

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