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  • from: クマドンさん

    2020年02月26日 05時34分09秒

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    苦しみの中に意味はある

    苦しみを肯定できるか。
    その苦しみに意味を発見できるか。

    そこで、その人の生き方は、がらっと変わるような気がする。

    私は、絶対に独りにはなれないことを悟った。
    人は、離れていく。
    それは、それで仕方ないと思っている。
    しかし、私は、それでも独りにはならない。
    ずっと私を見守り、傍らに居てくれる神様を知っているからだ。

    どれだけ救われたことだろう。
    そのことに気付かせられるために、試練があり、苦難があった。
    「生きていれば、いつか笑える日が来る」という本を読んでいる。
    北九州市でホームレスの自立支援をされている牧師さんの本だ。
    ホームレスの人たちの一番の心の苦しみは、
    「独りで死ぬこと」だそうだ。
    誰からも看取られず、孤独死する。

    それだけでない、その人がこの世に存在していたことすら、
    その人の名前や経歴すら、誰も知らぬ間に、
    その人がこの世を去っていく。
    家族は居た。
    しかし、疎遠なり、その元を離れ、テントや路上で暮らして長い月日だ。
    その孤独たるや、想像を超えたものがあるはすだ。

    そうやって生きている人たちも世の中には居る。
    ただ、私たちには見えないだけなんだな。

    今は、貧困な家庭で飢えを感じながら生きている子どもたちも居る。
    虐待を親から受けて恐怖の日々を送っている子どもたちも居る。
    先進国では、若者の自死が事故死を超えてトップなのは、日本と韓国だそうだ。
    競争の中で曝され、そのレールから外れたら、「負け組」となる。
    経済的な困窮に耐えて生きていながらも、
    行政からの民間からの支援が届かない。
    生活保護を申請しても、条件が揃わないと却下される。

    しかし、それは、物やお金の問題ではなく、
    やっぱり魂の救いの問題なんだと、彼は語る。
    人に話を聴いてもらえたら。
    人に大事にされていたら。
    人がその人のことを覚えていて、訪ねて来てくれたら。
    そして、その人の生涯の物語を誰かが記憶してくれたら。
    彼は、生きられる。
    そして、いつか必ず笑える日が来る。

    この奥田知志氏も、私の先を生きる人となった。
    何だか、そういう人たちに、最近は出会っている気がする。
    その人たちの生き様。物語が、私に生きる意味を知らせてくれる。
    それは、私の命の使い方。使われ方なのかも知れない。

    もういなぁと、思っている。
    自分のために我武者羅に生きていた時代もある。
    新たなことに挑戦し開拓した時代もある。
    組織を立ち上げて、ずんずんと前ばかり見て進んだ時代もある。
    しかし、もう、それはいい。
    もう、それは、やめた。
    そんな宣言を、私はしている。

    独り静かに、誰か個人のためにできることを探す。
    組織や人との軋轢やしがらみや義理や人情や義務ではなく、
    もっと気軽に自由にあるがままに、
    その人たちが辿った道を辿って死にたい。
    そんなことを思うようになった。

    そして、4月から、無職となる。
    きっとまた神様が何かを私の為に準備して、
    「これはどうだ」と、差し出してくれることを期待している。
    変な言い方かもしれないが、
    「曲がり角の向こうに何があるか期待して、その角を曲がってみたい」のだ。
    ここからは、その角を曲がった先が見えない。
    でも、きっとその先に、私の想いや想像を超えた、
    何か神様からの導き、招きがきっとあるはずだ。

    その期待は、私の希望でもある。
    私は、苦しみの中でも独りにはならない。
    それは、苦しみの中でいつも生きる意味が見出されたからだった。
    苦しみがなければ、その意味を分からないままだったと思うからだ。

    今は、先を歩く人たちに出会えている。
    ただ、この道を信じて、今日、今、ここを、生きるだけだ。

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