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親父たちよ

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  • from: クマドンさん

    2020/04/17 06:10:22

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    1人1人の「倫理」を模索する時が来た

    全国へ「緊急事態宣言」が出された。
    各県知事には何の知らせもなく、一方的な宣言だったらしい。
    金は出さないが、緊急事態宣言は出す。
    不要な外出は自粛と言うのに、妻は大分県までとらばーゆ。
    30万円が、いつの間にか10万円となった。
    それなのに、アベノマスクは、まだ我が家に届かない。
    このお金が我が家に届くまでには、コロナが収束していることを祈るばかりだ。

    国家のリーダーとは、どういう人を国民は願っているのだろうか。
    周りにはイエスマンだけを配し、
    ご機嫌取りの進言だけを鵜呑みにして、
    「そうかい。そんなに評判がいいんだね」と、笑顔の裸の王様だ。
    この人を見ていると、本当に国民の気持ちを理解できず、
    その苦しい生活を想像することもできない人なんだとつくづく思う。

    この時代のリーダーは、鈍感であるべきだな。
    部下から言われた事を間に受けて、どんどん無思慮に実施する。
    カッコいい精神論は独り語るが、何も具体的な策が出せない。
    あらゆることが、後手後手で、手遅れになってから「では」と策を出す。
    「こんな時に、マスクですか・・・」
    「こんな緊急事態にSNSですか・・・」
    そうした呆れ、どうにもならないなぁとの嘆く声を、部下は伝えない。

    「総理、素晴らしいご決断でした」
    「国民は、総理に対して心から感謝しています」
    ご機嫌取りばかりに取り囲まれ、
    この人の気に入るようなことだけを先取りして進言する閣僚たち。
    やっていることが、こんなにも国民の気持ちと乖離しているのに、
    自分では善いことをしていると勘違いしているこの人が、
    この国のリーダーだった。

    「裸の王様」そのもの。
    あの物語では「王様は、裸だ」と、事実を言ったのは、
    たった1人の子どもだった。
    しかし、今は、国民の全体が声を大にして言っている。
    ところが、官邸は防音設備がしっかりとしているために、
    国民のそんな嘆きや訴えは、中に居るこの人には届かない。

    というか、人の気持ちを理解できない人なのではないかとの疑問。
    自分が言っている演説の口調にただ酔っているだけ。
    そして、そうやって出来もしないことを言っている自分を、
    「私は、すごいリーダーなんだな」と、自画自賛している人。
    この人をリーダーにしたのは、実は、国民だったと言う事実。
    緊急事態とは、この人がリーダーであるこの国の政府のことだ。

    閑話休題。情けないから、この話は止めにする。

    まず、今、ここで、何が行われているかを、冷静に観察することだ。
    そして、今、ここを、しっかりと記録することだ。
    そのことが、きっと数年後の私たちの生き方の参考になると思うからだ。

    さて、この緊急事態宣言だ。
    感染を押さえられているはずの新潟県にまで出された。
    感染者が1人も居ない岩手県まで出された。
    それは、感染者の多い都府県から、人の移動を阻止するための手立てだった。
    「この宣言によって、国民の意識が変わる」と誰かが言っていた。
    私は、確かに少しどこかで「大丈夫だろう」と、想っているところがあった。
    しかし、「感染することで、人を感染させるリスクがある」と、思う様になると、
    何だかこの感性症が恐ろしい病に感じられるようになった。

    人と人とは離れて座る。
    不特定多数の人の居る場所には行かない。
    エチケットの為に、外出する時はマスクを着ける。
    自宅に帰ったら、アルコールで手を消毒する。
    こうした行動変容が私にすら起きている。

    この宣言により、みんな外出を控えるようになる。
    何と老人介護施設の休止の数がどんどん増えているという。
    介護を必要としているお年寄りやその家族たちは、
    どうやって生活しているのだろうか。
    自宅での家族での介護が難しいから、施設にお願いしているはず。
    しかし、その施設を頼りにできないということは、
    後は、家族での介護にシフトを変えざるを得ない。

    独り暮らしで、身体の不自由なお年寄りは、どうしているのだろう。
    障害を抱えている子どもたちを育てている家庭ではどうしているのか。
    非正規の人たちの解雇の声が聞かれる。
    全く収入を絶たれた人たちは、今日からどのように暮らせばいいのか。
    そうした社会的な弱者と認められている人たちを支援する人や施設やシステムも、
    この緊急事態宣言で、崩壊させられているのが現状だ。

    何と言うかなぁ。
    こうした1人1人の生活における困り感を、
    やっぱりこの宣言を出す人は、感じていないのだろうなぁと、情けない。
    都市封鎖のように、他の都道府県からの人移動を防ぎたいことが目的ならば、
    一律ではなく、各県の実情に合わせて、
    もっともっと具体的なきめ細かな対応が必要ではないのかの問いだった。

    2月の春節の頃、これなら分かる。
    先を読み、リスクを減らすための英断だ。
    きっと国民から大批判を受けることになったと思うが、
    国民の命と生活とをきっとそこで出せたら救ったのだと私は思う。
    今は、国民には理解されないかも知れないが、
    今、これをやらなければ後悔することになるのなら、
    それをやればいいと私は思う。

    裸の王様は、自分の地位や名誉を優先するのではなく、
    国民目線で、国民の命と生活とを最優先にするのなら、
    裸ではなくなるのだと、私は思う。

    「今、ここで、ですか・・・(絶句)」が余りにも多すぎる気がする。

    しかし、そんな愚痴を言ってばかりいても仕方ない。
    今こそ、カミュの「ペスト」の視点に立って、
    この緊急事態宣言下における1人1人の「倫理」を試行錯誤しながら、
    私は形にしていかねばならないような気がしている。
    「不条理な状況においても、人間の自由を守り、生きる道を探る」
    つまり、あのオランの街の医師リュウたちと同じ状況に立たされてるのだ。
    この宣言によって、小説「ペスト」はいっそう現実味を帯びて来た。

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