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親父たちよ

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  • from: クマドンさん

    2020/04/19 07:07:35

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    今、聴こえる聲、声、声。

    さてさて、日々どんな声が聴こえて来るか。
    これは、私たちの「心の崩壊」を予感させる声ではないのだろうか。

    「全くお客さんが来なくなった。店を開けていても仕方ないよ」
    「2週間休業することにしました。従業員は自宅待機です」
    「とにかく仕事が無くなった。だから、派遣の人たちには辞めてもらいました」
    「3月は、10%です。4月からは全く収入の目途が立ちません」
    「休業補償も無いまま、店を閉じざるを得ませんね。どうしたらいいのか・・・」

    「職場で感染した人が出ました。2週間の自宅待機を命じられました」
    「独り暮らしなので、どうやって自宅に籠って生活したらよいのか・・・」
    「とにかく今は貯金を切り崩しています。バイトを探さないと食っていけません」
    「明日から来なくていいと店長に言われました。えっ、明日からですが・・・」

    「夫が家でイライラとして怒鳴り散らしています。私に暴力を・・・」
    「子どもが泣き叫んだり、兄弟げんかをしたり、私のイライラがMaxに・・・」
    「どこに出かけることもできず、一日中子どもといる突然怒鳴りたくなります」
    「また学校が休校になりました。この子たちは勉強させなくてもいいのですか」
    「買い物に行ってもマスクをしていないと、みんなから白い目で見られます」

    「大学は無期休校です。入学したばかりなりに、学校にも行けていません」
    「札幌の大学に入学しました。アパートの引っ越しもまだまだです」
    「家でじっと引きこもっている状態です。不安と焦りでいっぱいです」
    「お金が乏しくなりました。バイトを探してもこのご時世なので・・・」
    「解雇になりました。非正規社員でした。明日から仕事がありません」

    「発熱が3日間続きました。保健所に電話してもPCS検査は受けられないそうです」
    「救急車に乗ったまま、3時間もたらい回しでした。受け入れる病院がありません」
    「軽い症状なので、ホテルでの待機となりました。2週間、この部屋です」
    「とにかく感染してこの苦しさがよく分かりました」
    「息をするのも辛く苦しすぎます。感染を軽く見ていたことを後悔しています」
    「人工呼吸器になりました。どうして私が・・・です」

    「もう内の病院には受け入れるベッドはありません」
    「使える人工呼吸器は、これが最後の1台です。この予備を使ったら・・・」
    「看護師たちは家に帰りません。みんな疲れ切っています。」
    「防護服が足りません。このままでは在庫がゼロになってしまいます」
    「医師や看護師が完成してしまいました。病院の閉鎖です」

    今、大山台でウグイスが鳴いている。
    いつものようにいつもの朝を、こうして迎えた。
    何も想わずに目覚めただけなら、この朝は、数カ月前の朝と同じだ。
    この声は、決してどこからも聴こえて来ないはすだった。

    「コロナウイルス?それって何だ?」
    「ああ、武漢で患者が出たっていうあれか」
    「あれって、人から人への感染は無いということらよ」
    「大丈夫。大丈夫。何も心配することないよ。向こうの国のことだよ」

    「へぇ、国内でも感染する人が出たようだね」
    「ああ、まだ1名だよ。お気の毒だね」
    「あれまぁ、ダイアモンドで集団感染だと。へぇ、はよ降ろしてやればいいのにな」
    「何だ、北海道で緊急事態宣言だぁ。これってどんな宣言なんだ」
    「何言ってんだ。アルコール消毒と手洗いしていれば、いいんだがな」

    「おい、トイレットペーパーがスーパーから消えたそうらぞ」
    「そんげに突然うんこする量が増えたんか?」
    「あれあれ、マスク、マスク、おらっんちにマスクあるか?」
    「おいおいどこのドラッグスストアーにもマスク無くなってしもたてや」
    「ほらほら、早朝からマスクを買うために行列だれ」
    「アベノマスク?何も考えてねぇしょらの。情けねぇてぱ」
    「みんなマスクを自分で作らねとならねなったみてらよ」

    まだまだ、こんな会話ができている内は、今から考えたら平穏だったようだ。

    この朝は、本当にいつもの朝と何も変わらない朝だった。
    しかし、今は「緊急事態宣言」下、非常事態が刻々と進められている。
    何よりも恐ろしいことは、この終わりが全く見えないことだった。
    これはある意味「戦時下」の国民生活だ。
    私もそうだ。
    「これから私たちはどうなって行くのか」という不安をみんな抱いていると思う。

    しかし、この時に、冷静に対処することだ。
    すまず、この制限され、自粛そせられている日々の状況の中で、
    何をして、どうやって生き延びていくか。
    そのことを独り独りに問われる時代が到来したようだった。

    長男が言っていた。
    「こうした状況はとっくにこの国には来ていたんだ」
    「ただ水面下で静かに進んでいたから、国民の大部分の人が気付かないだけだった」
    「今は、その状況がコロナによって加速させられ、あっという間にここに至った」
    つまり、社会的な弱者に対する生きづらさを、
    このコロナウイルスは加速させ、増幅させてしまったということだった。

    さてさて、だから、今、ここ、自分をどう生きるかだ。
    今は、突き付けられたこの深く鋭い「問い」に、
    私は、真摯に向かわねばならないと想っている。

    何よりも「感染しない」「感染させない」そのために、何をするかだ。
    カミュの語る「連帯」の意味の深さをしみじみと今は感じている。
    純粋に離脱し、独りで立ち、われわれの「連帯」をどう築いて行けるかだ。

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