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親父たちよ

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  • from: クマドンさん

    2020/04/20 07:23:27

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    私は一体何ができるのか

    私には、一体、何ができるのかの問いだった。

    個人事業主たちの経営の危機が報じられている。
    お客さんが来ない。
    お金が入らない。
    家賃や電気代ガス代と決まった額は毎月かかる。
    銀行からの借金もある。
    従業員にたいしては、給与を払わねばならない。
    仕込みをした業者への支払いが滞っている。

    そして、そのトンネルをいつぬけるか全く誰も分からない。
    何よりもそこにウイルスが居るのかかも分からない。
    また、誰が一体ウイルスのキャリアなのかも分からない。
    みんなは、感染したくないから、
    また、感染していたら他の人に感染させたくないから、
    自粛する。不要不急な外出は極力避ける。

    つまり、三密であるお店やレストラン、居酒屋には行かない。
    不思議なんだが、こんな能天気な私まで、
    妻から毎回きつくきつく言われていると、
    動いていない。本当に、土日は、庭仕事をせっせとするだけ。本を読むだけ。
    しかし、そうやってい間も、お客さんが来ることを待っている人がいる。
    お客さんが前年の同月と比べて2割。1割。それ以下になってしまった。
    そんな嘆きに対して、私ができることとは何かの問いだった。

    何だか、いつもいつもお世話になっているお店や施設やレストランに、
    こうして引きこもって居ること自体申し訳なく思ってしまう。
    それでは、毎日、せっせと通えばいいではないかと言われても、
    そうは行かないこのご時世だった。

    現状は、このまま、悪くならないことを祈りつつも、続くことが予想される。
    こうならなくても今は、無職の私だ。
    何とか妻に食べさせてもらっている扶養家族として扱ってもらっている。
    だから、家事をせっせとやっている。
    それでも、そんなことお金にならないと、妻はきっと想っている。
    しかし、そんな私でも何ができるのかを、いつもいつも感じている。

    お金を配ると言う。
    本当に本当に在り難いお話しだ。
    しかし、そのお金も、やっぱり使ってしまったら尽きるのは時間の問題だ。
    このままでは、あったもこっちも共倒れ。
    ある人は、個人自供主のため、4月からのお仕事が全部キャンセルとなると、
    全く収入の道を断たれてしまうこととなった。
    これからアルバイトを探すと言っても、
    雇ってくれるところがあるかの不安だった。

    今は、何とか蓄えを切り崩して食べている。
    そうなんだな。
    例えば一カ月間生きて行くためには、
    生存。生活の為には基本的にある定額が必ず必要だということだ。
    家賃・電気・ガス・携帯・ローンの返済・ガソリン・医療・薬・嗜好品。
    そこに毎日の食事・飲食・バス・電車・衣服等等。
    趣味への投資もその1つ。私は、この前書店で2,500円だった。

    さてさて、天ざる大盛・野菜天ぷら・蕎麦焼酎2杯・・・2,400円
    チーズセット、ワイン2杯 ・・・2,000円
    レバ刺しと日本酒ロックとワイン1杯 ・・・ 2,300円
    日本酒三合・小さなお刺身・カキフライ ・・・ 3,000円
    廉価のワイン ・・・ 1100円
    映画シネウインド ・・・ 900円
    Tジョイ万代   ・・・ 1,200円
    酎ハイ+菊水 ・・・ 600円
    合計 ・・・ 10,500円也
    もし、私にできるとしたら、1週間にこれだけのこと。
    しかし、この緊急事態の現状では、このことすらままならない世の中となった。

    必要最低限での生活をしている。
    しかし、生きることの喜びや楽しみまで失われたくはなかった。
    いや、慎重に、予防に細心の注意を払いながらも、
    これをやることが、少しは、誰かの何かの助けとなるのではないかと、
    こんなちっぽけな私にできることは、是だけなんだなぁの情けなさ。

    しかし、「お前は、何を考えているのだ」のお叱りの声も聴こえる。
    「この非常事態に、お前は何をやっているんだ」のその声は、戦時中のその声だ。
    だんだんその声が強くなり、集団の声となることは、怖ろしいことだ。
    すると、そうやらないことたちに対するバッシングや攻撃が始まる。
    そのことは、この人間の歴史が証明している。
    いつもこのように緊急事態下における不安感の中での疑心暗鬼だ。
    人の行動は制御され、強制される。
    そのことはいつしか行動だけで留まらず、
    その思想・思考そのものにまで忍び寄る。

    不平等・差別・弱者の孤立。
    現実にこうした事態が蔓延することで、人々の心の荒廃も加速する。
    「明日をどう生きたらいいんだ」の嘆きと絶望。
    本当はこの時こそ、相互支援と相互扶助の精神を発揮する時。
    なのに、世の中はきっと分断と対立の方向に向かう。

    今こそ、1人1人は、この社会をこれからも維持し、持続するために、
    自分が何ができるのかを問うべきではないのかと、考えている。
    差別や対立ではなく、慈悲と共感なんだと私は思う。
    彼は、我だ。
    彼女は、我だ。
    ならば、その我の辛さ・苦しさ・嘆き・絶望に、どう応えられるか。
    その想いにどう応答できるのか。

    今、神から問われているのは、そのことへの自覚なのだと、私は思った。

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