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  • from: クマドンさん

    2020年06月11日 07時07分08秒

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    人はパンだけで生きるのではない

    昨日から、私の人生の再スタートが始まった。
    学童保育の保父さんとしての生き方だ。
    学校からのオファーは全く無かった。
    それはそうだと合点、合点。
    「もったいないなぁ」と、勘違いしているのは自分だけ。

    とにかく、こんなご時世だから、
    何かお手伝いできるものはないものかと探していたら、
    ヒットした。
    自転車で僅か15分の所にある学童保育が補助員を求めていたのだった。
    「何人でも来てほしい。」
    「いつからでもいいから来て欲しい。」
    こんな年寄りを、そんなにも期待してもらえるのならと、
    昨日からその仕事を始めた。

    初出勤は、自転車で汗びっしょりだった。
    短パン・半袖。黄色い鉢巻き・マスクにエプロン。
    確かに子どもたちが言うように、
    「ラーメン屋さん」
    「お魚屋さん」と、素直な感想を聴かせてもらった。
    「バラ肉先生」と、さっそくあだ名まで頂戴した。

    まぁ、楽しいものだと、
    1年生・2年生のこの集まりの中に居るだけで、
    笑顔になれた。
    可愛くて、可愛くて、可愛くて、どうにもならない可愛さだな。
    これは、学校に再び戻った2年前の秋に感じた感覚だった。
    私は、教える人ではなくなっていた。
    不思議なんだが、一緒に居る人とになっていた。

    昔々40代で親父の会を立ち上げた頃のことだった。
    「居ても居なくてもいい親父は居てもいい」が、
    こんな私のモットーだった。
    居ても居なくてもいいひとが居ると、
    子どもたちは不思議と安心し、心を開き、近寄って来て、話しかけて来る。
    それは、初対面の子どもも同じだった。
    「叔父さん・・・」と、笑顔や不思議そうな顔で近づいて来る。
    「おっ、何だ。何年生だ」と、訊く。
    「1年生だよ」と、名札を見せる子もいる。

    名前は、下の名前を覚える。
    「〇〇さん」と笑顔で名前を呼んで、傍に居る。
    すると、「あのねぇ」と、話が始まる。
    「内のお姉ちゃん、おっかないんだよ」と、初めて会った私に話す。
    「今度の土曜日に、家族で温泉に行くよ」
    ついさっき会ったばかりのこの爺さんに、
    そんな大事な家族の秘密を話してもいいのかの驚き。
    「へぇ、お山の温泉?」と訊くと、延々と話が展開される。
    このプライベートな話が、なかなか面白いのだ。

    そんなことをしている間に、あっという間に退勤時刻になった。
    「慣れるまで、1時間早く帰してください」とお願いしていたからだ。
    5時半には、家に帰って「エール」を観て、缶ビールを飲みたいからでもある。
    というか、やはり初めての仕事は、精神時に疲れるものだ。
    「居ても居なくてもいいバラ肉先生は、居てもいいのか」の実験だった。
    全体をまとめて指導するベテラン先生は二人いる。
    私は、「あれをやって」「これをやって」と言われたことをやるだけだ。
    そして、子どもたちとだじゃれを言って遊んでいる。

    勉強は教えられないと言うルールらしい。
    でも、訊かれたら応える。困っていたら助ける。
    そうしたお互いの信頼関係は、必要不可欠なことと考えている。
    「バラ肉先生・・・」と、プリントを持って来たら、
    教えない。ただ、その問いには答える。
    まぁ、それをやって行く。
    それも駄目だったら、きっと私の居る場所ではないから引退する。
    そんなつもりで、今日も午後1時からの勤務だった。

    さてさて、今朝、三浦綾子・光世さんの文庫本を手に取った。
    一冊の本を読み終わったので、次の本へと思ったからだ。
    「太陽はいつも雲の上に」
    紙の色が変わり、すっかりと茶色になったページだった。
    先に読んだ本は、もっともっと茶色だった。
    私は、きっと30年前にこの本を買っていたのだと思っている。
    クリスチャンとしての信仰の学びの為に、
    ところが、教会を離れた。信仰から離れた。30年近くの歳月がたった。

    それは、きっとこの日の為だったと今は思っている。
    私の思いや願いではなく、
    神の思いだけがここに実現するからだった。
    今、私は、信仰に立って生かされている。
    教会には毎週の日曜日に礼拝に行き、今週は司会者としての役割を果たす。
    きっといつかそんな日が来ることを、神は知っていた。
    だから、私は、ずっと読まなかったこの本たちを見つけて、読む決意をした。

    ところがだ、読み始めていたら、
    二日前に病み終わった、同じページが続くではないか。
    「これは、続編に違いない」と思いつつ、読み進めると、
    全く同じ本であることに、すぐに気付いた。

    いつもなら、「また同じ本を買ってしまったのだな」と諦めて、読むことをやめた。
    しかし、今回は違った。
    「同じ本を読むと言うことは、もう一度この言葉に出会い、味わえと言うこと」
    そう考えると、あの「エックハルト説教集」のように読み直す「意味」が分かる。
    言葉は、直ぐに忘れる。
    読んだのに、直ぐに忘れる。
    忘れるために読んでいるのではないのに、
    せっかく覚えた言葉は、いつまでも覚えていたい。

    その時、ふと、考えた。
    どうして人は、「名言」や「格言」を覚えようとするのかの「問い」だった。
    そこで、その「意味」を考えるために、
    もう一度、すっかり忘れたこの「名言」「格言」を読み直すことにした。
    そして、今度は、その言葉から触発され、学んだ、
    私の「人生の言葉」をそのページに書き加えることにした。
    今日は、その初日だ。
    だから、ただ、書き加えたその言葉を、ここに書き記すだけにする。

    「もったいないを忘れずに」

    「足るを知ること。何事にも感謝すること」

    「相手の真意を感ずる」

    「人を嗤う人は、嗤われる人だ」

    「全てを神に委ねて生きる。=気楽だなぁ。」

    「自慢話は絶対にしないこと。自分を得意になって語らないこと」

    「いつも道を問い続ける人。=考える人=善く生きる人」

    「与えよう。お金を惜しみなく。人のためにお金を支払う。」

    「大事なことは、失敗から、自分で学べ」

    「その子のために、今、ここを、生きる。」

    「神に祈る。神に助けを求める。」

    「無理をしない。自分の身体の声を聴く。その声に従う。」

    「地位・名誉・財産は、いらないな。欲しくもないな。」

    「同じTシャツを大事に着る。何年も着る。これがいい。」

    「後悔はしない。意味があるからだ。」

    「これからどうするか、ただそれだけを考える。失敗から学ぶだけ。」

    「いつも光の中を生きている。」

    「自分は、いつも自分のままでいる。」

    「いつも自分を後にする。」

    「まず相手の話を黙って聴く。」

    「子どもへの愛とリスペクト。」

    「どんな子どもも個性的。」

    「人の言葉を素直に受け入れる。自分はいらない。」

    「借金はしない。人を頼らない。あるものでやる。」

    「神の言葉にただアーメンと力強く応える。」

    「世間なんてどこにも無いものだ。世の中って何人集まれば世の中なんだ。」

    「自分は生きている。そのことだけを信ずればいい。」

    「幼子であるから人に学べる。初心に還れる。謙虚になれる。」

    「人の悪口は言わない。嫌だと感じても口には出さない。」

    「権力の過ちや不正は正す。信念をもって批判する。」

    今日は、ここまで。
    きっと私は、この言葉で生きている。
    この言葉が、私の生きるを正してくれる。
    それが言葉の力なんだと、改めて感じた。

    この言葉を読んだ人たちは、どのように感ずるのか。
    その時、感じたことが、言葉の力だ。
    きっとみんなそれぞれ失敗から、苦労から、悩みつつ、
    自ら学んだ生き方があるはずだ。
    その生き方そのものが、その人の言葉となり、生きる力となる。

    言葉は、生きる力と励ましになるものだ。
    言葉は、心の慰めと癒しとになるものだ。
    言葉は、不思議だ。
    私はどれだけ言葉によって生かされていることか。

    「人は、パンだけで生きるのではない。」だな。

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