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  • from: クマドンさん

    2020年09月16日 06時55分40秒

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    鳥獣戯画を生きる

    こだわらずに生きることだ。
    「生きているだけでもうけもん」とはサンマの名言。
    本当にそうだなぁ。
    生きていることって、こんなにも楽しいことなんだと、
    そのことを日々感じられるようになった時から、
    「嬉しいなぁ」「おもっしぇなぁ」と感じられるようになった。

    それは、確かに暗くどんよりと落ち込むこともある。
    その時は、休養の日。巣ごもりの日だ。
    布団の中で眠るのもいいし、腹這いになり本を読むのもいい。
    休むことを赦す。
    「今日は、それでいい」と言える。諦める。
    そうした自分を受け入れられることも、私の成長の1つだと思う。

    「鳥獣戯画」の世界観だな。
    「遊ぶ」ことや、「楽しむこと」を、味わいつつ今、ここを、生きる。
    何かをしようとか、何とかしようとか、そんなことを考えない。
    気持ちよく、快適に今、ここにあるだけで、それでいい。
    そのためには、「孤独」「独り」はもってこいの状況だ。
    独りだから、好きにできる。
    独りだから、自由に遊べる。
    相手の都合や気持ちを忖度することも無い。
    その「独り遊び」を楽しめることが、毎日の喜びだ。

    気分が少し落ち込んだら、身体を使う。
    「頭」なんか、ほっとけばいい。どこかに置き忘れればいい。
    朝、ゴミ捨てに行く。今日は4つも選定した葉や枝の大袋だ。
    それから、庭の草木に水をやる。
    そして、朝風呂に入り、ラジオでクラッシックを聴く。
    このあたりになると、身体もしゃきっとして、平常心となる。

    大事なことは、この平常心だ。
    妻とちよっとしたことで、感情をぶらすことがある。
    しかし、そんなことは、後を引いてはいけないものだ。
    せめて、3分間で、無かったことのように忘れる。
    違うことを考える。あることに集中する。すると、空っぽになる。

    調理とは、無心になるにはもってこいの技だった。
    朝食を毎朝つくる。
    これも私のルーテーンの一つになっている。
    冷蔵庫から食材を取り出す。
    小鍋に水と調味料を入れて火にかける。
    味噌汁の具材を包丁で刻む。それを、鍋に入れる。
    調理とは、実は身体の動きと働きだった。
    その一連の流れが踊りのようにスムーズに続けられる。
    それはカンポスのマスターの集中と無心だった。
    その空っぽが、とてもとても気持ちよく感じられる。

    さてさて、朝食を食べてからは、ゆっくりと新聞を読む。
    こうして隅々まで丹念に新聞を読めることも幸せなことだ。
    残りの時間を気にしたない。
    延長はいつでもありだ。
    何時まで終わらせなければならないも、今は、ない。
    夏休み中の一日勤務が身体的にも、精神的にも辛かったのは、
    決められた時刻までな終わらせる。
    自由な時間延長ができない。そのためだったな。

    人は、やっぱり自然のあるがまま。
    人は、人の思いや欲を優先にする時、迷うものだ。
    そんな妄想がなければ、この百日紅と同じ。
    考えない。思わない。のほほんと、「ああ、気持ちいい」だけ。
    そこに立つと、何だかあくせくと生きることが馬鹿らしくなる。
    それが「鳥獣戯画」の世界感だ。

    「遊ぶ」ことだ。「楽しむ」ことだ。
    そのために、一切の社会的な責任のある立場から離脱する。
    ソーシャルによってどれだけ不自由に縛られていたことか。
    嘘ごとを信じさせられ、そうしないといけないと、脅かされて生きて来た。
    そんなことは、本当のことではなく、まやかしであったこと。
    そして、この緊急事態になれば、裸の王様であると、明確になること。
    つまり、嘘ごとを、信じさせられ、踊らされていた。
    ただ、そのことに気付いだだけだ。

    仕事は、好きでなかったら、辞めればいい。
    その嫌な仕事に長くお金のためにしがみついていることはない。
    それよりも、人生のこの限られた時間の方を大事にしよう。
    「やりたいことを、やりたい時に、やればいい」
    そのことを、真面目な大人たちは、子どもには教えない。
    それは、「この子が失敗して、不幸にならないため」だそうだ。

    組織を改革しようなんか、思うことではない。
    何故なら、その上にふんぞり返っている権力者は、
    変革をこれっぽっちも求めていないからだ。
    もし、この体制が変革されたら、自分が今まで吸っていた甘い取り分を、
    一体誰が保証してくれるというのだということ。
    組織の為にと言いながら、しょせん自分だけ良ければそれでいい。
    そんな中で「変革を」「改革を」の声を出したところで、
    誹謗・中傷・批難・無視・孤立・否定・出向・リストラ等等。
    闘う意味のある組織で闘おう。
    しかし、ただただ自分が傷つき、無力感を味わうだけなら、
    その闘いは、やらないこととしよう。

    そんな無駄な時間は、私には遺されてはいないからだ。

    しかし、連帯と融和と相互理解と相互扶助は、
    これからの時代では、最も求められるものだと私は信じている。
    だから、このことの実現を諦めたのではない。
    組織とは、今の新総裁選挙を見ても分かる通り、既得権の保護なんだ。
    新しい変革者が現われたら、70代・80代の居場所は無くなる。
    どうして国家の大事な政治の世界をご老体に委ねるのかが分からない。
    あの半澤直樹の大銀行もそうだった。
    この国では、組織内改革は、無理なんだ。

    では、どう生きるか。
    それが、半澤直樹として、孤として生きる。それだと思う。
    無益な闘いには自らは臨まない。
    ただし、不正や隠ぺいには、見過ごしにせずに、真相を明らかにする。
    孤であることは、忖度しないということだ。
    組織の中で自由に生きることは、孤としては大事な役目だ。

    だから、これからも、組織には入らず、孤として自由に生きる。
    例え、組織の中であっても、孤としての独立独歩は守り抜く。
    そして、見過ごしてはいけない不正は、問うて、公にする。
    しかし、無益な闘いはしない。そんな時間は、私には遺されていないからだ。

    心はいつも「鳥獣戯画」だ。
    しかし、見過ごしにできないことがあれば、公には明らかにしよう。
    ただし、無益な時間を労することなら、私のやることではないと諦めよう。
    だから、やりといことがあったら、孤で動こう。
    孤には、それだけの気概と活力があると信ずるからだ。
    「まぁ、やってみるか」だな。

    そうした立ち位置を考えると、
    やっぱりこの百日紅の樹であった。
    一本で突っ立っている。
    無心で、無常の流れの中で生きている。
    この紅色の花も、もうすぐ散る。
    それを惜しまず。それにこだわらず。淡々とそれを迎える。

    あの政治家たちの愚かな行動を見ていると、
    いかに人間が劣化したかよく分かる。
    権力闘争・殺生与奪・総裁の椅子・大臣のポスト・派閥の確執・力関係。
    国家のトップの議員たちがやっていることこそ、悍ましいことばかりだな。
    あんな愚かな嵐には巻き込まれたくない。
    ゴリラたちが笑っている。
    どうして人間とは、こんなに悍ましく、愚かで、馬鹿なのかと。

    やっぱり百日紅だな。
    この庭には、それが全く無いからだ。
    みんな平和に、お互いがお互いを認め合って、黙って生きて生涯を全うする。
    自然であるとは、そういう生き方で日々を生きるということだ。
    組閣人事の名簿の名前に一喜一憂していることだろう。
    愚かな人たちだ。どうにもならない人たちだ。それが人の造った組織なんだな。

    庭で生きよう。
    ここなら鳥獣戯画の世界で生きられることだろう。

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