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  • from: クマドンさん

    2020年09月26日 07時54分08秒

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    魂の人との出会い

    昨日が記念すべきスマホデビューだった。
    本当は最期までこのガラ携でよかったのだが、
    再三再四修理不能のダイレクトメールだった。
    昼間、外では液晶画面が全く見えない。
    時々、シャットダウンしている。
    バッテリー容量化が激減して、通話したらすぐに切れる。
    そろそろ踏ん切りの時と判断して、家電のお店のカウンターだった。

    さて、昨日は午前10時から契約と説明だった。
    そして、終了して店を出たのが12時過ぎだ。
    さすがに2時間は、ハードだった。
    そして、職場に向かって急用の電話をかけようとして驚いた。
    ダイヤルの画面が出ない。
    どうやって電話をかけたらよいのかすら、理解していない自分に気付いた。
    その場で、一緒に勤めているおばさんに教えてもらった。
    情けない話だ。

    データを移すにはドコモのお店に行かねばならない。
    次々と来るメールには返信ができない。
    そのメールの保存や登録の仕方が分からない。
    何なんだこれは。ただ、途方に暮れているばかりだった。
    携帯については、ということで、暫くは音信不通となる。
    当面は不要不急の連絡はとらない、とれない。
    そう考えると、何だか気が楽になった。
    当面は、小千谷のSさんと電話ができ、
    数人の友とメールができればそれでいい。
    こんな時は、開き直って、諦めることだ。

    昨夜は、第9回シン・コンサートだった。
    田中トシユキさんのアコーデオンとバイオリンのソロだった。
    音楽での世界旅行だ。
    私は、こうしてコンサートを11カ月ぶりに再会できたことが嬉しかった。
    音楽のもつ力を感じた。
    すぐ目の前での田中さんの演奏には、味わい深いものがあった。
    パリになる。サンパウロになる。モスクワになる。かな。
    その音楽を聴きながら、私は、その国の人たちの感動を味わっていた。
    何よりも、この音楽にわっての共感・感動とは、
    言語を超えた、ダイレクトの繋がり感だった。
    音楽を聴いて、その国の人たちの魂の歌を聴いて、
    私は、その国の人たちと繋がれる気がしていた。

    ここに集まったお客さんもそうだった。
    みんな待っていたくれたコンサートの再開だった。
    だから、本気で耳を傾ける。心してこのライブ感を味わう。
    音楽が。生の演奏が、こんなに在り難く、生身に沁みる。
    それは、こちらの魂が、音に飢えていたからだった。
    このウイルス禍によって、演奏する人も、聴衆も、音に飢えていた。
    「音楽を聴きたい」「音楽を演奏したい」
    その熱い熱い想いが、このコンサートの会場には確かにあった。

    私たちは、本来、そうした魂・スピリチュアルで生きていることを忘れていた。
    しかし、この魂の飢えとは、一体何を顕しているのかの「問い」だった。
    音楽は、不要不急のものなのか。
    こんな時こそ、私は、「音楽」であり、「演劇」であり、「歌」なのだと思う。
    私は、そのことを失ったこの期間に、そのことへの飢えを感じた。
    苦しいからこそ、辛いからこそ、音楽なのではないだろうか。
    それは、その音楽がきっと、
    人間が生きる辛さ、哀しさ、苦悩からも生まれたものであるからだ。
    また、挫折と試練とを乗り越え、逞しく生きた心でもあるからだ。
    また、愛する人へその愛を伝える想いでもあるからだ。
    人はきっと、深くで同志になれる。

    音楽を聴く。今は、音楽そのものになるだった。
    音楽である。
    そうやって音になることで、私の歌から歌が生まれる。
    思わず田中さんの演奏に合わせて歌が生まれる。
    それは、田中さんの音に歌がきっとあるからだった。
    歌の無い音は、深く感動する音楽にはならない。
    私が、歌を感じ、一緒に歌を歌える音楽には、歌が生きていた。

    それでは、歌とは何か。
    それがきっと魂・スピリチュアルなみのの声だと私は思う。
    あき乃の入口に飾られている。「聴無声」だった。
    実は、この声無き声が、歌なのではないだろうか。
    私の魂のその声無き声は、他者の魂の声無き声だ。
    その声なき声は、共に響き合い、共振するものである。
    それが、声を持つと「歌」になる。

    書くことは生きることだと、いとうせいこうさんだ。
    書くことは考えることだとも言う。
    私は、ここにこうして書いているのは、
    きっとその声なき声を「言葉」にしているのだと考える。

    しかし、さっき、書けなくなって、ふと立ち止まった。
    こんなことは、なかなかないことだった。
    でも、自分の魂が、「それでいいのか」「造り物ではないのか」と問うてきた。
    すると、打つ手が止まった。
    それは、その「言葉」がこの声無き声と一体になっていなかったからだ。

    気持ちよく生きられるのは、きっとこの声無き声に聴き従って生きているからだ。
    身体は、その声のまま、あるがままに生きている。
    ところが、私は、時々、声ではなく自分の思いに従って生きる。
    そんな時は、不具合が起きる。嬉しくない。何だかいらいらとする。
    そんな不全感は、私の声に聴き従うから起きるものだった。
    だから、この声無き声にリセットが必要だ。

    そんな自分と向き合う静かな時が、実は音楽を聴くことでもあるのだった。
    私は、そのパリの音でその人たちの喜びや悲しみを味わっている。
    その感情は、私のそれと同じだった。
    その音は、彼や彼女の音ではなく、私の今、ここで、生きる音そのものだ。
    そして、それは、演奏する田中さんの魂の音でもあった。
    ここにある音は、一つの音。
    しかし、その音には死者たちの歌があり、田中さんの歌があり、私の歌である。

    何だか上手くは言えないが、
    その音になることとは、個別に存在する私たちが一つに融け合うということ。
    歌で一元の私となる。
    そこには、死者もなく、他者もなく、彼もなく、私もない。
    ただ、そこには一つの歌が在る。

    そして、忘れていたその声無き声の私の魂。
    その魂の存在の原点に帰還できる。
    それが、音楽を聴くことだった。

    とにかく、このstayhomeの長い長い期間の中で、
    人はきっと自分と向き合っていたのではないだろうか。
    その時、きっと向き合っていたのは思っている自分では無く、
    歌としての自分・・・。
    その歌を歌える魂としての自分・・・。

    何だか言い切れない。
    今日は、ここでやめにする。
    ただ、言いたかったことは、
    「音楽」「演劇」「歌」「踊り」
    そこで感動するのは、自分をそこで深く味わうからだと言うこと。
    だから、こんな時こそ、このことが必要なのだと言うこと。
    そして、そこで気付き、発見した、本当の自分のまま、
    これからは生きること。
    その声無き声にこそ、自分を生かす真実があるということ。

    古きガラ携を捨て、新たなスマホで生きる。ということ。
    きっとその声なき声に聴き従って、今、ここ、自分で生きるなら、
    自分と言う機種がすっかりとリフレッシュ・リニューアルされるということ。
    その機会に、afterコロナをすること。

    実は、今は、生まれ変わる。生き改めるチャンス到来なんだ。
    その時、私の想いではなく、声無き声に聴き従うことだ。
    そして、その声を聴きたければ、音楽に感動することなんだ。
    その感動する私が、本来の私。
    その私で生きると、そう生きている人たちと深く深くで共感し、連帯できる。

    だんだん、分かって来た。
    四百人・五百人ではないんだな。
    今、こそ、魂で深く深くで繋がれる人と、たとえそれが1人であろうとも、
    その人と同じ声無き声を聴く人として、繋がれることこそ、
    何よりもの勇気であり、希望であると、今、分かった。
    「魂の人」その人と、対話することで、
    きっと私がはっきりと了解できる気がする。

    きっと新しいスマホの電話帳は、数人になるのかも知れないな。

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