団塊の世代の退職後の就職先は、地域ではいかがでしょうか。
自治会活動の子供会に参加して、楽しい企画を作る。
町づくりの会に参加して、人のネットワークを築く。
ＮＰＯを立ち上げ、学校と地域とをつなぐコーディネーターとして活動する。
これからの十年は、そんなボランティア活動に生きがいを見出す、
団塊の世代の人たちのおかげで、
きっと地域の姿が変わり、地域の教育力が再生できるのではないかと、
私は密かに期待しています。
せっかく退職したのだから、のんびりと旅行もいいでしょう。
夫婦で温泉に行き、趣味の世界に没頭する事もいいでしょう。
しかし、そんな貴方の特技が地域の子供たちからオファーがあったらどうしますか。
地域における社会教育の充実には、特色をもった人が欠かせないのです。
長年仕事で鍛え上げ、磨き上げた技が、子供たちの学びに生かされるかもしれません。
趣味で続けてきた特技が、
地域で開く教室で子供たちに受け継がれていくかもしれません。
地域社会の明るい未来と、子供たちの素晴らしい可能性に対して、
貢献できる場が、実は地域にはわんさかとあるのです。

親父達の居場所は、地域の子供たちの笑顔の中にあり。

再就職先は、決まりましたか。
私は、いまからせっせと仲間を集めて自分の生涯の仕事場を作っています。