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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2005/05/01 12:26:24

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    地域のかかわりを受け継いでいく活動に

    イベント続きの二日間であった。
    金曜日は地域の春祭りであった。
    町内の連合で毎年このお祭りでは神輿と太鼓と笛を出す。
    この太鼓のたたき手と、笛の吹き手が子ども達なのだ。
    春祭りは練習は無いが、秋祭りには2週間ぐらいの練習の期間を設ける。
    新人の指導は先輩たちだった。
    太鼓の叩き方や笛の指使いなど、見よう見まねで低学年の子供たちが覚えていく。
    年代を越えた付き合いがそこにはあり、高校生になってもこの太鼓と笛につられて、祭りに参加する。
    こうした活動を伝統として受け継ぎ、伝えてきたのは、祭り好きの地域の大人たちであった。
    地域にとって大切な何かが残されているのは、それを残そうと努力している人たちがいるおかげであった。
    この祭りには私は地域に住みながら30年以上縁が無かった。
    しかし、子どもが太鼓をやりたいと言い出し、1年生の時から参加させてもらってから、
    私はいつの間にかこの地域の大人たちの仲間入りをさせられ、
    毎年祭りには一番太鼓の押し手として参加するようになった。
    酔っ払って太鼓を押しながら、子供たちに声をかけているうちに、
    私はこれこそこれからの地域社会に求められる関係作りではないかと気付かされた。
    子縁を通したかかわりづくり。
    それをどのように地域社会に向けて仕掛けていくか、
    そのコーディネーターこそ大切なのだと思うようになった。
    先輩達は若い頃には自治会の子供会でいろいろな企画を立ち上げ、
    実践してきた人たちばかりだった。
    育成協・補導部長など、子供たちのために何でもやってきた人たちばかりであった。
    その人たちが今は60代から70代になってきている。
    つまり、そうした子供たちのために活動してきた人たちの世代交代も行われる時期となった。
    しかし、若手がなかなか参加してくれないというのもその人たちの悩みであった。
    だから、私のような中年に期待が寄せられている。
    中二の長男も、小4の次男も、この太鼓を叩いて大きくなった。
    地域における伝統を受け継ぐ事は、地域における人と人とのかかわりを受け継ぐ事でもあるのだと、
    この山ノ下祭りに参加すると、いつも思わせられる。

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