「Re:ホント良かった！！」

ある本を読んでいたらこんな文章と出会った。
半世紀前の日本の社会に存在していたこととして、
次の３つを挙げていた。
①おらが町、おらが学校、地域の子どもという意識と行動。
②役割分担
③助け合い（思いやり）の意識と行動
コミュニティとは、そんな存在であり、
いずれ大人になったら自分たちがその伝統を受け継ぎ、
誰かのために働く場所であったような気がする。

しかし、現在は、まったく地域と関係することなく、
その生涯を終えることの出来るのである。む
まったくそんな面倒なしがらみとは、関係することも無く、
地域などは意識することも無く生きることができるのだ。

ただ、孤独と安全とはどうするか。その課題については答えは無かった。

>参加されていた市議会議員の方から問題の解決のために市長宛に質問状を送付しましたとの事で、提出文書のコピーと挨拶文を頂きました。私の声が市長まで届きました！ビックリです！！

さすがですね。Ｓさんは尊敬すべき人です。
イデオロギーではなく、Ｓさんの生きた方そのものに感動しています。
未だに辻説法をし、政治の現状を分かりやすく市民に伝えている政治家はいるでしょうか？
私たちの町づくりと、政治とは本来一体のはずなのです。

> 　ワークショップはもう何回かやりたいですね。そして
また新しい山の下の人と知り合ってより良い地域づくりをやっていきたいですね。微力ながら頑張りますよ！！ガンバロー山の下！！

こんな風に。おらが地域について、自分の立場を意識して、
積極的に語る場は私たちには与えられていませんでした。
だから、このＷＳが新鮮に思われたのです。
語ることです。自己を表出することです。自己実現の場を求めることです。
そうした場が、この山ノ下地域に無いのならば、
やはり「やろう会」がその場を作るべきだと思います。
それが、私たちに与えられたミッションです。

そんな仲間が増えて、共に活動するプロセスにおいて、
私たちの心に思いやりが育つのだと思います。

山ノ下にこだわることです。
何が出来るか考えることです。
そして、果敢に実践していくことです。
それしか、私たちの幸福論に繋がる道はないのです。