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from: クマさんさん
2007/01/17 05:56:15
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親がてしてやれること
昨日、長男の私立の受験があった。
初めての受験生の父親である。
あれだけ寝坊していた彼であったが、
今年になってから受験シフトをしき、
毎朝6時になると自分から起きていた。
私に出来ることは、彼の健康を考えてやることだけである。
自分の目標が決まってから、受験勉強にも力が入ってきたらしい。
それなれにいろいろと悩み、
様々な選択肢の中から、自分にとってベストな選択肢を選ぼうと努力した。
中学校の中の自分ではなく、
同じ目標をもって挑戦する同じ中三の中で競争にさらされる。
そして、結果は明確に出されるのである。
昨日は半日、試験が終わるまで心配であった。
朝は、同じ学校を受験する友達の家に集まって出かけた。
まだ夜明け前である。
「受験票は?」「落ち着いて頑張れ」「鉛筆削った?」
彼は6時に黙々と朝食を食べていた。
親としてしてあげられることは少ないな・・・。
これからは、彼の道は、こうして彼が切り開いていかねばならないのである。
15の春とは、やはりそんな意味での元服であるのだ。
私は「山ノ下納豆」のパッケージをはがし、
その裏に「粘り強く頑張れ 父より」と言葉を書いて、
彼に気付かれないようにそっとカバンの中に忍ばせた。
父の想いは、このお守りに託された。
そんなささいなことであるが、父は一人安堵するのだった。
月曜日の9時から「東京タワー」を観ている。
これが実に優しく・切なく・懐かしいドラマであった。
毎週泣かされて困っているのだが、
ぜひ皆さんもご覧になって欲しい。
私が東京に旅立ち・東京で暮らした4年間のことが、
同世代の物語として語られていた。
何よりも、私は主人公の男よりも、
彼を故郷で想い、支えている母親の切ない親心に共感してしまうのである。
長男の憧れの象徴である「東京タワー」は何かまだ分からない。
ただ言えることは、
その旅立ちへの第一歩を踏み出したということだろう。
親としてしてやれることは、
あのドラマの母親の姿から学びたいと思っている。-
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