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  • from: クマさんさん

    2007年09月22日 09時49分07秒

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    苦しみの中で

    今朝もトレーニングのために走った。
    しかし、いつもと違ってどうも走る意欲に乏しかった。
    二日間熱中症のようにして疲れきった体で帰ってきた。
    慢性的に疲労がたまった状態なのだろうか・・・。

    東港線をひた走りに走り、柳都橋にかかった。
    最初からちょっとスピードを上げて走れるようにはなった。
    自分を無にすることである。
    何も考えない。
    石垣に写るもう一人の私の影と並走して走る。
    影の走りが、私を引っ張ってくれる。
    上り坂を登りながら、呼吸を乱さぬように注意する。
    左岸を走りながら、膝やふくらはぎの痛みに敏感に反応する。
    壊れ物である体を、いかに壊さずに走り通すかである。

    一つ目の目標は、みなとぴあである。
    ここまでが24分ぐらいだっただろうか。
    スピードを落とさぬことを心がけて走る。
    しかし、暑さが増してくるに従い、
    体温が上がったままの体を感じた。
    環境に体が対応できなくなっているらしいのだ。
    蓄積された疲労もピークのようである。
    やっとタワーにたどり着いた時には、
    歩くことを自分で決めた。

    トンネルの中でストレッチをしていたら、
    とにかく疲労感でいっぱいで、立っているのもやっとだった。
    しかし、あと4キロ、帰らねばならぬのである。
    叔父さんがゆっくりと歩いて降りていった。
    どうやって我が家に帰ろうか・・・。
    帰らねばならぬのである。
    体に聴いて、自分を励まし、とにかく階段までゆっくりと走ることにした。

    臨港からは、ゆっくりとしたスピードでゴールを目指した。
    どこか体が重くて、難儀だった。
    それでも歩くのはしゃくだから、
    汗まみれになって走りぬいた。
    ゴールのサークルKでペットボトルを買う。

    陸上をやっていた人に、長距離を走ることの楽しさを聞いたことがある。
    すると彼は「家に帰る楽しさかな」と応えてくれた。
    どんなに辛く・難儀な走りでも、
    いつまでもいつまでも走り続けて行くのではないのである。
    ゴールつまり我が家があるから人は走るのだ。

    スタートした競技場にぼろぼろになって戻ってくることに、
    走ることの目的はあるのかもしれない。
    ゴールつまり我が家がなかったら、
    人間は辛く・難儀な人生の旅を生き抜くことができるだろうか。
    山は確かに人生であった。
    そして、今私は、走ることも人生ではないかと思っている。

    親父ランランクラブの皆さん、コースを一度走ってみたいですね。

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