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  • from: クマさんさん

    2009年09月12日 11時59分32秒

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    墓の話

    生きることは、難しい。
    生き抜くことは、もっと難しい。
    先輩からそう教えられた。
    そうだなぁと、50を過ぎて納得である。
    よくここまで生き延びられたと感謝・感謝である。

    今朝、石屋さんが来た。
    父の墓の見積もりを届け、契約するためだった。
    まず石の見本を見た。
    インド産の石があった。
    その色と光沢を父も母も気に入ったようだった。

    墓のデザイン画を見せてもらった。
    「やはり蓮華はつけたほうがいいですよ」と、
    石屋さんがサービスすると言ってくれた。
    「花立と線香立てこんなふうになります。」
    「横には建て主の名前を彫ります。」

    来年の2月で80歳になる父は、
    その話を聴きながらうつむいていた。
    自分の墓を建てる父の気持ちを私は想像するしかなかった。
    「嬉しい」と表現ともよいのだろうか。
    それは、自分が死んで、骨になってから入る場所なのだ。

    よくここまで生きたなぁと、
    父本人も思っていることだろう。
    波乱万丈の人生だった父は、
    その最期の場所を、
    生きている間に決めることができた。
    どんな気持ちなのかは、
    私が父の年になり、
    父の立場にならなければ分からないことなのだ。

    いずれ行く道。
    いずれ私も入る場所である。
    沼垂のお寺と共にこの石屋さんとの縁も感謝したい。

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