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  • from: クマさんさん

    2009年11月09日 06時42分46秒

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    集団を続けるセオリーとは

    土曜日は、劇の練習の後、瀬波温泉に駆けつけた。
    山賊会のはばぎぬぎである。
    20年間もたったそうだ。
    かって私が若かりし頃、職場の仲間で山のクラブを創った。
    みんな山には全くの素人だった。
    土曜日の午後山行から始まり、
    近郊の日帰り登山を休日に計画した。

    そのうちに山の面白さ、楽しさに魅せられたメンバーが、
    主体的に装備を購入し、トレーニングを始めた。
    夏には毎年ビックな山への夏合宿を行った。
    鳥海山や苗場山がなつかしい。
    難儀な山も、仲間と一緒ならば楽しいのである。
    夜は必ず宴会だった。

    あの山も、この山もと、
    とにかく行きたい山ばっかりだった。
    それが20年もたつと、私の行っていない山も、
    山賊の仲間たちは行っているのである。

    続けることは、大切なことである。
    どうしてこんなに小さな山のクラブが続いたのか。
    それは、「楽しさ」が基本にあったからだと思う。
    「無理をしない」「安全登山」を旨とし、
    「引き返す」勇気をいつももっていたからである。
    また、一番「弱い人」に合わせ、
    全体のペースを落として登ったからでもあった。
    「山賊ペース」は、続けるための大切な秘訣なのだ。

    パーティーは、一つである。
    見えないザイルでつながれていなければならないのだ。
    つながれているからこそ、誰かの不調に気づき
    突発的な事故に全体で対処できる。
    自分勝手にばらばらになったとき、
    そのパーティーは、既にその時点で崩壊しているのである。

    登りたいという一念だけで、
    無理をしてこのパーティーの中に参加すると、
    ザイルをつないだ皆に迷惑をかけることもある。
    登りたい山と登れる山とは違うのだ。
    そのことをしっかりと自覚し、自己選択する力も、
    登山者には大切な力なのだと私は思う。
    怪我人・病人・体調不良のメンバーが一人でも出た場合は、
    そのパーティーは緊急事態として捉え、
    遭難を避けていかに全員が下山するかを考えるのである。
    それが、本来の山仲間なのだ。

    そんな登山の基本が分からない人たちが多く山に登る時代となってしまった。
    山賊が20年間も続いたのは、
    その基本を忠実に守って来たからである。

    この基本は、今私がかかわっている市民劇団にも言えることだった。
    「楽しさ」
    「無理をしない」
    「自己責任と自己修練」
    「仲間で助ける」
    そして、「自分勝手なやぼこきはいらない」である。
    とかくこの「やぼこき」が、こうした集団をぶち壊すものである。
    だから、「やぼこき」を排除することも、
    大切な集団としての心構えなのである。

    「長者」はいらないのだ。

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